あなたの会社はブラック?シーケンス制御屋を搾取する会社の特徴

シーケンス制御エンジニアのブラック企業の特徴(アイキャッチ)

あなたが働いている企業はブラックですか?それともホワイトですか?

前回、ブラック企業に勤めているだけで6,000万円も損をしている話をしました。

しかし、ブラック企業の定義がわからないことには、ピンとこないですよね。

なので、あなたの会社がブラックかどうか判断するために使える、ブラック企業の特徴を解説していきます。

まずは、サクッとブラック企業の特徴を見てみましょう。

ブラック企業の特徴チェックリスト

複数当てはまればブラック

  • 月の残業時間が45時間を超える
  • 離職率が14.6%以上もある
  • 有給休暇の消化率が56.3%未満
  • 上司にマネジメント能力がない
  • 中途採用の求人に数ヶ月も応募がない
  • パソコンが古い

1つでも当てはまったら激ブラック

  • 残業代、休日出勤手当が支払われない
  • 出張時の公共移動費や宿泊費が自己負担
  • 業務で使用する備品が自己負担
  • パワハラがある。さらに黙認されている

いかがでしょう、あなたはいくつ当てはまりましたか?

もしかして、ブラック企業かも…

チェックリストを見て、こう思った方もいるかもしれませんね。

言いたいことはわかるけど、根拠は何?

このような意見も当然だと思います。

シーケンス制御エンジニアとして10年働き、過去に複数の会社を経験した知見が根拠です。

この根拠をもとに、各項目について詳しく説明していきます。

目次

複数当てはまったらブラックな会社の特徴

まずは、複数当てはまればブラックかもしれない企業の特徴を解説します。

なぜ、一つでも当てはまったらブラックではないかというと、企業規模や業務内容によって仕方ない部分があるからです。

たとえば、ベンチャー企業で働いている人と、大企業で働いている人を比較しても意味がありません。

規模が小さいほど業務の範囲が広くなるし、大きいほど狭くなるからです。

複数当てはまったらヤバイブラックの特徴
  • 月の残業時間が45時間を超える
  • 離職率が14.6%以上もある
  • 有給休暇の消化率が56.3%未満
  • 上司にマネジメント能力がない
  • 中途採用の求人に数ヶ月も応募がない
  • パソコンが古い

月の残業時間が45時間を超える

月の残業時間が45時間を超える会社は、ブラックの可能性が高いといえます。

45時間に設定した理由は、労使協定を結ばなかった際の上限となる残業時間だからです。

労使協定とは、会社と従業員の間で結ぶ労働に関する約束事のこと

特別条項付き36協定には『特別な事由に限り80時間までの時間外労働を許可する』約束があります。

協定上は年6回まで指示できますが、年に1回程度ならまだしも、何度もなんども時間外労働を指示する会社は考えもの。

人手不足のしわ寄せを、従業員に押して付けているだけです。

長時間労働の慢性化は、デメリットしかありません。

長時間労働による弊害
  • 労働意欲低下
  • 労災リスク向上
  • 生産効率低下
  • 離職者増加

会社だけにはとどまらず、さらに従業員にも悪い影響を与えます。

たとえば、健康問題です。脳や心臓に疾患をもたらす可能性が指摘されており、労災としても認められています。

長時間労働は、会社も従業員も全員不幸にしかなりません。

こういった会社で長く働き続けるのは、自身の身を危険に晒し続けることと一緒です。

離職率が14.6%以上もある

離職率が高い会社は、ブラック企業の可能性が大いにあります。

離職率14.6%とは、厚生労働省の統計『令和2年雇用統計調査』の平均離職率から引用しました。

つまり、全国平均よりも離職率が高い会社はブラックだということです。

そもそも、主な退職理由をご存知でしょうか?

主な退職理由
  • 給与・報酬が少なかったから
  • 事業または会社の将来に不安を感じたから
  • 労働時間が長かった・休暇が少なかったから
  • 会社の経営方針に不満を感じたから
  • 能力・実績が正当に評価されなかったから

引用元:厚生労働省|仕事を退職した理由

大抵の会社は、このような問題のいずれかを抱えています。

いくつもの条件が重なったり、突出して悪い点があるブラック企業において、特に離職率が高くなるわけです。

有給休暇の消化率が56.3%未満

有給休暇の消化率が低い会社も、ブラック企業です。

56.3%とは、厚生労働省の調査『令和2年就労条件総合調査の概況』の、有給休暇取得率から引用しました。

付与された有給休暇を、半分以上使い切れなければ全国平均以下の会社ということ。

有給休暇が取れない理由は、だいたいこの2つではないでしょうか。

  1. 忙しすぎて休みを取る暇がない
  2. 会社側から取得を拒否される

①に関しては、業務過多によるもの。

経営陣や管理職者がスケジュールを適切に組めていないことが原因です。

②は、会社側のコンプライアンス意識の低さによるもの。

コンプライアンスとは、企業が法令や規則を守ることを意味します

労働者の権利を踏みにじるような会社はブラック、としか言いようがありません。

有給休暇をまともに取れないような会社は、業務管理もできずコンプライアンス意識も低いゴミです。

特に企業のコンプライアンス意識が低いと、他にも問題を抱えている傾向があるので注意してください。

上司にマネジメント能力がない

マネジメント能力がない上司がいる会社は、ブラック化しやすいです。

マネジメント能力がない上司の特徴
  • 責任逃れ
  • 感情的になる
  • 意思決定をしない
  • 部下に指示をださない
  • スケジュール管理ができない

全部の特徴を兼ね備えた上司はこんな感じでしょうか。

部下に指示を出さないし、決断を求めてもはぐらかす。

そして、問題が起きれば部下のせい。

話し合おうとしても感情的になり、意思疎通が不可能。

スケジュール管理ができないので、工程はめちゃくちゃ。

部下たちは上司に振り回されて疲弊していく…

ここまでくると役満級のクソ上司ですが、大抵の上司はどれかひとつくらいは当てはまると思います。

人間誰しも完璧ではないので仕方ありませんが、どれも程度しだいです。

過去、「指示を出さない」「スケジュール管理ができない」上司が就いたときは悲惨でした。

新入社員は放置され半年で退職。無茶苦茶な工程管理のせいで、500万円級の大赤字を叩きだす。

その尻拭いのために現場が疲弊して、長時間勤務や退職者が増えたことでブラック化しました。

中途採用の求人に数ヶ月も応募がない

中途採用の求人を出しても数ヶ月応募が無いような企業は、求職者から見てブラックだと思われています。

求人サイトを見ていたら数ヶ月前と同じ求人が出たまま…

転職エージェントを利用したときに、このような求人をいくつも見かけました。

つまり、売れ残りです。

シーケンス制御業界の中途採用で売れ残る企業は、労働条件が他社より見劣りしています。

求人がずっと出ている企業は何かがヤバイことを、炭鉱のカナリアのように教えてくれるのです。

炭鉱のカナリアとは、なんらかの危険が迫っている前兆を指す慣用句です

もしかして、あなたの会社はこのような状態ではありませんか?

一度、ご自身の会社の求人が数ヶ月前から掲載しっぱなしではないか確認してみてください。

パソコンが古い

パソコンが古いままの会社は、環境にお金を掛けないタイプのブラック企業です。

パソコンが古くてもCADは書けるし、ラダープログラムも書けます。

しかし、圧倒的に効率が悪いのは火を見るより明らかです。

ブラック企業がパソコンにお金をかけない理由は、主に次の3つ。

パソコンを更新しない理由
  • 残業で対応させれば良いと考えている
  • 経営陣が道具に無頓着
  • シンプルに更新する予算がない

残業により発生する人件費と比べたら、パソコン導入のコストなんて大した額ではありません。

コスト管理ができない経営陣がトップに居座る会社は、生産性が低いブラック企業です。

また、予算が無いのは経営が傾いている証拠なので、将来に不安が残る企業といえます。

ブラック企業を判断する方法の中でもっとも簡単なので、パソコンの性能を確認してみると良いでしょう。

1つでも当てはまったらブラックな会社の特徴

次に、1つでも当てはまったらブラックな企業の特徴を解説します。

一発アウトの理由は、法律に違反しているからです。

とにかくヤバイブラック企業の特徴
  • 残業代、休日出勤手当が支払われない
  • 出張時の公共移動費や宿泊費が自己負担
  • 業務で使用する備品が自己負担
  • パワハラがある。さらに黙認されている

残業代、休日出勤手当が支払われない

残業代や休日出勤手当が支払われない企業は100%ブラックです。

世間で言うサービス残業が横行している会社ですね。

当然、法律を違反しています。

時間外作業はすべてサービス残業とする会社もあれば、特定の時間以上は残業をつけられないといった会社もあるようです。

どちらがマシかというのは本質から外れているので言及しませんが、結論はどちらもブラックです。

あなたの価値ある労働力を、会社のために奉仕するのはおかしいとしかいえません。

このような企業で働き続けても、仕事と責任が増えて給料は上がらない負のループへ巻き込まれるだけです。

出張時の公共移動費や宿泊費が自己負担

出張にかかわる公共移動費やホテル代が自己負担、または一部しか出ない会社はブラックです。

いわゆる『出張旅費』は会社の経費であり、実費を会社が負担する決まりです。

それを従業員に負担させることは、法律で禁止されています。

【出張旅費】
移動費や宿泊費など予め支出がわかっている経費。実費を会社が返還する義務あり。
【出張手当】
出張先での雑費。食事代など。手当の有無は自由。

シーケンス制御エンジニアは、出張が多い仕事です。

移動費や宿泊費を自己負担していたら、お金がいくらあっても足りません。

まずは一度、ご自身の会社の社内規定読んで、出張旅費の扱いについて確認してみてください。

業務で使用する備品が自己負担

業務内で使用する備品を、自己負担で購入させてくる会社はブラックといえます。

本来であれば、業務上必要な備品は会社側が負担すべきだからです。

しかし、備品の自己負担については法律上の決まりがありません

極端な話、すべての備品を自己負担にしても、法律に違反していないと判断されます。

ただし、以下の2点を会社が怠っていた場合は法律違反です。

  1. 雇用契約を結ぶ前に、自己負担の範囲を労働者へ伝えること
  2. 就業規則に、自己負担の範囲を明記すること

一度、ご自身の雇用契約書と就業規則を確認してみてください。

記載がない自己負担を強いられていれば、法律違反をしているブラック企業と判定してもいいでしょう。

パワハラがある。さらに黙認されている

パワハラが公になっているにも関わらず、経営陣が黙認している会社はキケンです。

レベルの低い上司がいる会社では、大なり小なりのパワハラが発生しています。

ほとんどは、是正され処分を受けることで解決しますが、ブラック企業は違います。

パワハラ被害を告発しても、動かないどころか黙認するのです。

黙認する理由は「おおごとにしたくない」からだそう。

過去に勤めた会社での、上司からのパワハラ被害で年間10人以上も退職している部署の話です。

パワハラ問題の放置は、会社としてのコンプライアンス意識を疑います。

もし、他人事だと思っていたら間違いです。

いつあなたの上司にパワハラ野郎が就くかなんてわかりません。

ブラックではたらいていたら、被害にあっても誰も助けてくれず、泣き寝入りするのはあなた自身です。

ブラックで働くと「お金」「時間」「健康」を失う

ブラック企業で働き続けると、次の3つを失います。

  • お金
  • 時間
  • 健康

いずれも、あなたの人生において貴重な資本です。

  • お金がなければ、明日をどう生きていくのかと考えるだけで頭がいっぱいになります。
  • 時間がなければ、あなたのやりたいことを我慢せざるを得ません。
  • 健康を失えば、お金も時間も未来も失います。

私たちが働く理由とは、稼いだお金で不自由なく豊かに健康に過ごすことではありませんか?

会社のためにあなたの人生を捧げて、幸せですか?

今一度、働く理由を考え直してみてもいいのではないでしょうか。

シーケンス制御エンジニアならブラックから抜け出しやすい

シーケンス制御エンジニアは、食いっぱぐれずこれからも稼げる数少ない仕事です。

今の会社がブラックだとわかっていても離れられないのは、他でやっていけるか不安だからではないでしょうか?

スキルに自身がない…

年齢的にきびしいと思う…

大丈夫です。シーケンス制御エンジニアなら、食っていけます

その理由は『シーケンス制御屋が食いっぱぐれない理由』で解説しているので、目を通してみてくださいね。

POINT

シーケンス制御エンジニアはどの会社でもやっていける理由を知りたい方は、コチラ▼

≫シーケンス制御屋が食いっぱぐれない理由と将来性について

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