三相電気ヒーターの定格電流値計算ツールです。ブレーカーおよび電線の適合も自動で選定します。
電圧(V) | |
消費電力(W) | |
力率 |
計算結果
ここに計算結果が表示されます。
注意
- 電気エネルギーはすべて熱に変換されるため、三相電気ヒーターの力率は100%固定です。
- HIV電線の許容電流値は、より線かつ周囲温度30℃を基準としています。
- ブレーカーの型式やオプションは設計に応じて変更してください。
使い方
電圧(V)と消費電力(W)を入力して計算ボタンを押すだけで、以下の結果が出力されます。
【表示される項目】
- 三相ヒーターの定格電流値
- 定格電流値に安全率をかけた値
- 適切なブレーカー容量
- 富士電機製G-TWINシリーズ価格・在庫
- 三菱電機製WS-Vシリーズ価格・在庫
- 適切なケーブルサイズ
- HIVケーブル(第二種ビニル絶縁電線)価格・在庫
免責事項
本ページの計算ツールを用いたことによるいかなる損害や不利益、トラブルについて、製作者および電装制御屋の備忘録運営委員会は一切の責任を負いません。自己責任の範囲でご利用ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
お世話になります。
スポットライフの宮本と申します。
上記計算式により三相負荷単体のブレーカーサイズを選定する事は出来るのですが、三相負荷が複数台ある場合の動力盤のメインブレーカサイズはどのように計算すればよいのかご教授願います。
宮本様、コメントありがとうございます。
例として、ヒーターを3つ取り付ける場合のメインブレーカー選定について説明します。
3つの定格電流値を合算し、安全率1.25倍を乗じた値を超える最も定格容量の近い製品を選べば問題ありません。
40A、20A、10Aのヒーターを取り付けた場合、負荷全体の定格合計は60Aです。
安全率を乗じると87.5Aとなり、定格100Aの製品を選定します。
ただしこの計算方法が通用するのは、3つ同時にヒーターを使用する場合のみです。
たとえば40Aと10Aのヒーターは同時稼働し、20Aヒーターは運転しないパターン。
負荷の定格合計は50Aとみなし、メインブレーカーを選定します。
負荷の運転パターンによって、上流のブレーカー容量の選定方法が変わるため、単純な足し算で済むものではありません。
制御仕様を加味する必要がある点に注意してください。
負荷が電動機となる場合、ブレーカーの選定に突入電流と始動電流の要素も加わります。
詳細は省きますが、運転パターンを加味する点は一緒です。