【三菱】FR-A800|インバーター エラー&異常一覧 【不具合修理】

本稿は、三菱電機製 インバーターA800シリーズのパネルに表示される”エラーコード一覧”です。
エラーコードから原因と処置方法がわかります。

パラメータ変更が必要な不具合もあります。
不具合処置の際はパラメータ一覧もあわせてご覧ください。

目次

インバータエラーコード一覧

エラーメッセージ

操作パネル表示 名称
HOLD 操作パネルロック
LOCd パスワード設定中
Er1-8 パラメータ書込みエラー
rE1-8 コピー操作エラー
Err. エラー

警報

操作パネル表示 名称
OL ストール防止(過電流)
oL ストール防止(過電圧)
Rb 回生ブレーキアラーム
TH 電子サーマルトリップ
PS PU停止
SL スピードリミット表示
CP パラメータコピー
SA セーフティ停止中
Mr1-3 メンテナンスタイマ1~3
UF USBホスト異常
HP1 原点セットミス警報
HP2 原点復帰未完警報
HP3 原点復帰パラメータ設定警報

軽故障

操作パネル表示 名称
FN ファン故障
FN2 内気循環用ファン故障

重故障

操作パネル表示 名称 データコード 
E.OC1 加速中過電流遮断 16(H10)
E.OC2 定速中過電流遮断 17(H11)
E.OC3 減速 / 停止中過電流遮断 18(H12)
E.OV1 加速中回生過電圧遮断 32(H20)
E.OV2 定速中回生過電圧遮断 33(H21)
E.OV3 減速 / 停止中回生過電圧遮断 34(H20)
E.THT インバータ過負荷遮断
(電子サーマル)
48(H30)
E.THM サーマル過負荷遮断
(電子サーマル)
49(H31)
E.FIN フィン加熱 64(H40)
E.IPF 瞬時停電 80(H50)
E.UVT 不足電圧 81(H51)
E.ILF 入力欠相 82(H52)
E.OLT ストール防止による停止 96(H60)
E.SOT 脱調検出 97(H61)
E.bE ブレーキトランジスタ異常検出 112(H70)
E.GF 出力側地絡過電流 128(H80)
E.LF 出力欠相 129(H81)
E.OHT 外部サーマル動作 144(H90)
E.PTC PTCサーミスタ動作 145(H91)
E.OPT オプション異常 160(HA0)
E.OP1 通信オプション異常 161(HA1)
E.OP2 162(HA2)
E.OP3 163(HA3)
E.16 シーケンス機能ユーザ定義異常 164(HA4)
E.17 165(HA5)
E.18 166(HA6)
E.19 167(HA7)
E.20 168(HA8)
E.PE パラメータ記憶素子異常
(制御基板)
176(HB0)
E.PUE PU抜け 177(HB1)
E.RET リトライ回数オーバー 178(HB2)
E.PE2 パラメータ記憶素子異常
(主回路基板)
179(HB3)
E.CPU CPU異常 192(HC0)
E.5 245(HF5)
E.6 246(HF6)
E.7 247(HF7)
E.CTE 操作パネル用電源短絡/
RS-485端子用電源短絡
193(HC1)
E.P24 DC24V電源異常 194(HC2)
E.CdO 出力電流検出値異常 196(HC4)
E.IOH 突入電流抑制回路異常 197(HC5)
E.SER 通信異常(本体) 198(HC6)
E.AIE アナログ入力異常 199(HC7)

データコード200以降

操作パネル表示 名称 データコード 
E.USb USB通信異常 200(HC8)
E.SAF セーフティ回路異常 201(HC9)
E.PbT 内部回路異常 202(HCA)
E.13 253(HFD)
E.OS 過速度発生 208(HD0)
E.OSd 速度偏差過大検出 209(HD1)
E.ECT 断線検出 210(HD2)
E.Od 位置誤差大 211(HD3)
E.Mb1 ブレーキシーケンス異常 213(HD5)
E.Mb2 214(HD6)
E.Mb3 215(HD7)
E.Mb4 216(HD8)
E.Mb5 217(HD9)
E.Mb6 218(HDA)
E.Mb7 219(HDB)
E.EP エンコーダフェーズ異常 220(HDC)
E.MP 磁極位置不明 222(HDE)
E.IAH 内部温度異常 225(HE1)
E.LCI 4mA 入力喪失異常 228(HE4)
E.PCH PID プリチャージ異常 229(HE5)
E.PID PID 信号異常 230(HE6)
E.1 オプション異常 241(HF1)
E.2 242(HF2)
E.3 243(HF3)
E.11 反転減速異常 251(HFB)

エラー詳細&不具合処置方法

操作上でのトラブル

操作上のトラブルをメッセージ表示します。出力電源は遮断されません。

表示 HOLD
名称 操作パネルロック
内容 操作ロックモードが設定されています。
STOP/RESET  以外の操作ができないようになっています。 
処置 MODE を 2秒間の長押しで操作ロックを解除できます
表示 LOCd
名称 パスワード設定中
内容 パスワード機能が設定されています。
パラメータの表示、設定ができない状態になっています。
処置 Pr.297 パスワード登録 / 解除 にパスワードを入力して、パスワード機能を解除してから操作してください。
表示 Er1
名称 書込み禁止エラー
内容
  • Pr.77 パラメータ書込選択 にてパラメータの書込みが禁止中に、パラメータの設定をしようとした。
  • 周波数ジャンプの設定範囲が重複した。
  • V/F5 点アジャスタブルの設定値が重複した。
  • PU とインバータが正常に通信できていない。
  • Pr.72 PWM 周波数選択 = “25” のときに IPM パラメータ初期設定をしようとした。
チェック
  • Pr.77 の設定値を確認してください。 
  • Pr.31 ~ Pr.36(周波数ジャンプ) の設定値を確認してください。 
  • Pr.100 ~ Pr.109 (V/F5 点アジャスタブル) の設定値を確認してください。 
  • PU とインバータの接続を確認してください。
  • Pr.72 の設定値を確認してください。
    PM センサレスベクトル制御では、正弦波フィルタは使用できません。
表示 Er2
名称 運転中書込みエラー
内容 Pr.77 パラメータ書込選択 = “0” のとき、運転中にパラメータ書込みを行った。
チェック
運転中ではないか
処置
  • 運転を停止してから、パラメータの設定をしてください。
  • Pr.77 = “2” にすると、運転中でもパラメータ書込みが可能になります。 
表示 Er3
名称 校正エラー
内容 アナログ入力のバイアス、ゲインの校正値が接近しすぎている。
チェック
校正パラメータ C3、C4、C6、C7(校正機能)の設定値の確認をしてください。 
表示 Er4
名称 モード指定エラー
内容
  • Pr.77 パラメータ書込選択 = “1” のときに外部、NET 運転モードにてパラメータ設定をしようとした。
  • 操作パネル(FR-DU08)に指令権がない状態でパラメータの書込みを行った。
チェック
処置
  • 運転モードを “PU 運転モード ” にしてから、パラメータの設定をしてください。 
  • Pr.77 = “2” にすると、運転モードに関係なくパラメータ書込みが可能になります。 
  • Pr.551 = “2” に設定してください。 
表示 Er8
名称 USB メモリデバイス操作エラー
内容
  • USB メモリデバイス動作中に操作コマンドを実施した。
  • シーケンス機能 RUN 中にコピー操作(書込み)を実施した。
  • パスワード設定されている、プロジェクトへのコピー操作を実施した。
チェック
  • USB メモリ動作中ではないか。
  • シーケンス機能が RUN 中ではないか。
  • プロジェクトデータにパスワード設定されていないか。
処置
  • USB メモリ動作終了後実施する。
  • シーケンス機能を STOP する。
    シーケンス機能プログラミングマニュアル参照)
  • FR Configurator2 からプロジェクトデータのパスワードを解除する。
    (FR Configurator2、GX Works2 取扱説明書参照)
表示 rE1
名称 パラメータ読出しエラー
内容
  • パラメータコピー読出中に操作パネル側 EEPROM に異常が発生した。
  • パラメータコピー読出中やシーケンスプロジェクトデータ読出中に USB メモリに異常が発生した。
処置
  • パラメータコピーをやり直してください。 
  • シーケンスプロジェクトデータコピーをやり直してください。 
  • USB メモリの故障が考えられます。USB メモリを交換してください。
  • 操作パネル (FR-DU08) の故障が考えられます。お買上店または当社営業所までご連絡ください。
表示 rE2
名称 パラメータ書込みエラー
内容
  • 運転中に操作パネルからインバータへパラメータコピーしようとした。
  • パラメータコピー書込中に操作パネル側 EEPROM に異常が発生した。
  • パラメータコピー書込中やシーケンスプロジェクトデータ書込中に USB メモリに異常が発生した。
チェック
運転中ではないか
処置
  • 運転を停止してから、パラメータコピーをやり直してください。 
  • 操作パネル (FR-DU08) の故障が考えられます。お買上店または三菱電機の営業所までご連絡ください。
  • パラメータコピーやシーケンスプロジェクトデータコピーをやり直してください。 
  • USB メモリの故障が考えられます。USB メモリを交換してください。
表示 rE3
名称 パラメータ照合エラー
内容
  • 操作パネル側のデータとインバータ側のデータに相違があった。
  • パラメータ照合中に操作パネル側 EEPROM に異常が発生した。
  • パラメータ照合中に USB メモリに異常が発生した。
  • USB メモリやパソコン(FR Configurator2)側のデータとインバータ側のデータに相違があった。
チェック
照合元のインバータと照合先のインバータのパラメータ設定、シーケンスプロジェクトデータを確認してください。
処置
  • SETボタン を押して照合を続けてください。
  • パラメータ照合をやり直してください。 
  • 操作パネル (FR-DU08) の故障が考えられます。お買上店または当社営業所までご連絡ください。
  • USB メモリの故障が考えられます。USB メモリを交換してください。
  • シーケンスプロジェクトデータ照合をやり直してください。 
表示 rE4
名称 機種エラー
内容
  • 操作パネルからインバータへのパラメータコピー時やパラメータ照合時に機種が違っていた。
  • 操作パネルからインバータへのパラメータコピー時やパラメータ照合時に、操作パネル内のデータが正しくない。
チェック
  • パラメータコピーや照合元のインバータが同じ機種か確認してください。
  • 操作パネルへのパラメータコピー中に電源を落としたり、操作パネルを抜くなどして操作が不正に終了していないか。
処置
  • 同じ機種 (FR-A800 シリーズ ) 間でパラメータコピー、照合を行ってください。
  • 再度インバータから操作パネルへのパラメータコピーを実施してください。
表示 rE6
名称 ファイルエラー
内容
  • USB メモリ内のパラメータコピーファイルが認識できない。
  • シーケンスデータ転送中にファイルシステム、または、FLASH 書き込みにおいてエラーが発生した。
処置
  • パラメータコピーをやり直してください。
  • シーケンスプロジェクトデータコピーをやり直してください。 
表示 rE7
名称 ファイル数エラー
内容 USB メモリ内にコピーファイルがすでに 001 ~ 099 ある場合に、USB メモリへパラメータをコピーした場合。
チェック
USB メモリ内のコピーファイル数が 99 個に達していないか。
処置 USB メモリ内のコピーファイルを削除してからパラメータコピーをやり直してください。 
表示 rE8
名称 シーケンスプロジェクトファイルなし
内容 指定されたシーケンスプロジェクトファイルが USB メモリ内に存在しない。
チェック
  • USB メモリにファイルは存在するか。
  • USB メモリ内のフォルダ名、ファイル名は正しいか。
処置 USB メモリ内のデータが破損している可能性があります。
表示 Err
内容
  • RES 信号を ON している。
  • 操作パネルとインバータが正常に通信できていない。
    (接続コネクタの接触不良)
  • インバータ入力側の電圧が低下した場合にこの表示が発生することがあります。
  • 制御回路電源 (R1/L11、S1/L21) を主回路電源 (R/L1、S/L2、T/L3) と別電源としている場合、主回路を ON すると表示されることがあります。異常ではありません。
処置
  • RES 信号を OFF してください。
  • 操作パネルとインバータの接続確認をしてください。
  • インバータ入力側電源の電圧を確認してください。

 警報

保護機能動作時も出力を遮断しません。

表示 OL
名称 ストール防止(過電流)
内容
  • インバータ出力電流が大きくなり、ストール防止(過電流)機能が動作しています。
  • ストール防止(過電流)機能について以下に示します。
加速中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の上昇を止め、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。
ストール防止動作レベル未満になると再び上昇させます。
定速運転中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数を下げ、過電流遮断になるのを防ぎます。
ストール防止動作レベル未満になると設定周波数まで戻ります。
減速中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の下降をやめ、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。
ストール防止動作レベル未満になると再び下降させます。
チェック
処置
  • Pr.0 の設定を 1% 程度ずつ増減させ、その都度モータの状態を確認する。
  • Pr.7、Pr.8 を長くする。
  • 負荷を軽くする。
  • アドバンスト磁束ベクトル制御、リアルセンサレスベクトル制御 、ベクトル制御を試す。
  • Pr.14 適用負荷選択 の設定を変更する。
  • ストール防止動作電流は Pr.22 ストール防止動作レベル で設定できる。
    (初期値は 150%)ただし、加減速時間が変わる可能性があります。
    Pr.22 ストール防止動作レベル でストール防止動作レベルを上げるか、Pr.156 ストール防止動作選択 でストール防止が動作しないようにする。
    (また、OL 動作時の運転継続についても Pr.156 で設定可能。)
表示 oL
名称 ストール防止(過電圧)
内容
  • インバータの出力電圧が高くなり、ストール防止(過電圧)機能が動作している。
  • モータの回生エネルギーが過大となり、回生回避機能が動作している。
  • ストール防止(過電圧)機能について以下に示す。
減速中 モータの回生エネルギーが過大となり、回生エネルギー消費能力を超えると、周波数の下降を止め、過電圧遮断に至るのを防ぎます。
回生エネルギーが減少した時点で、減速を再開します。
チェック
  • 急減速運転ではないか。
  • 回生回避機能(Pr.882 ~ Pr.886)は使用しているか。
処置 減速時間が変わる可能性があります。Pr.8 減速時間 で減速時間を長くしてください。
表示 Rb
名称 回生ブレーキプリアラーム(標準構造品のみ)
内容 回生ブレーキ使用率が、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率 設定値の 85%以上となった場合に表示します。
回生ブレーキ使用率が 100%に達すると、回生過電圧 (E.OV[]) となります。
チェック
処置
  • 減速時間を長くする。
  • Pr.30、Pr.70 の設定値を確認する。
表示 TH
名称 電子サーマルプリアラーム
内容 電子サーマルの積算値が、Pr.9 電子サーマル の設定値の 85%以上に達すると表示します。
規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェック
  • 負荷が大きい、急加速運転ではないか。
  • Pr.9 の設定値は妥当か。
処置
  • 負荷量、運転頻度を低減する。
  • Pr.9 の設定値を妥当な設定値にする。
表示 PS
名称 PU 停止
内容
チェック
  • 操作パネルの STOP/RESET を押して停止させていないか。
  • X92 信号が OFF していないか。
処置
  • 始動信号を OFF し、PU/EXTボタン で解除できます。
  • X92 信号を ON し、始動信号 OFF で解除できます。
表示 SL
名称 スピードリミット表示(速度制限中出力)
内容 トルク制御時に速度制限レベルを超えると出力します。
チェック
  • トルク指令が必要以上に大きくないか。
  • 速度制限レベルが低くないか。
処置
  • トルク指令値を小さくする。
  • 速度制限レベルを大きくする。
表示 CP
名称 パラメータコピー
内容 FR-A820-55K(03160) 以下、
FR-A840-55K(01800) 以下と FR-A820-75K(03800) 以上、
FR-A840-75K(02160) 以上の容量間でパラメータコピーした場合に表示します。
チェック
Pr.9、Pr.30、Pr.51、Pr.56、Pr.57、Pr.61、Pr.70、Pr.72、Pr.80、Pr.82、Pr.90 ~ Pr.94、Pr.453、Pr.455、Pr.458 ~ Pr.462、Pr.557、Pr.859、Pr.860、Pr.893 の再設定が必要になります。
処置 Pr.989 パラメータコピー警報解除 を初期値に設定してください。
表示 SA
名称 セーフティ停止中
内容 セーフティストップ機能動作中(出力遮断中)に表示します。
チェック
  • 非常停止装置が作動していないか。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC 間、S2-PC 間の短絡用電線が外れていないか。
処置
  • セーフティストップ機能を使用している場合は、非常停止装置が作動しています。
    非常停止の原因を調査し、安全を確認してからシステムを再起動する。
  • セーフティストップ機能を使用していない場合は、S1-PC 間、S2-PC 間を短絡用電線で短絡して、インバータが運転できるようにする。
  • セーフティストップ機能を使用時、S1-SIC 間、S2-SIC 間の両方が導通されている状態(運転可能状態)で、”SA”が表示されている場合、内部異常が発生している可能性があります。
    端子 S1、 S2、および SIC の配線を確認し、異常が見つからない場合は、お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示 Mt1-3
名称 メンテナンスタイマ 1 ~ 3
内容 インバータの累積通電時間がパラメータに設定した時間以上経過したときに表示します。
MT を表示するまでの時間は Pr.504 メンテナンスタイマ 1 警報出力設定時間 (MT1)、Pr.687 メンテナンスタイマ 2 警報出力設定時間 (MT2)、Pr.689 メンテナンスタイマ 3 警報出力設定時間 (MT3) で設定します。
Pr.504、Pr.687、Pr.689の設定が初期値(9999)の場合、この表示は発生しません。
チェック
メンテナンスタイマの設定時間を経過しています。
処置 メンテナンスタイマ設定の目的にあわせた対処をする。
Pr.503 メンテナンスタイマ 1、Pr.686 メンテナンスタイマ 2、Pr.688 メンテナンスタイマ 3 に “0” を書き込むと表示を消すことができます。
表示 UF
名称 USB ホスト異常
内容 USB A コネクタに過大な電流が流れた場合に表示します。
チェック
USB A コネクタに USB メモリ以外の USB 機器を取り付けていないか。
処置
  • USB A コネクタに、USB メモリ以外の機器を取り付けている場合は取り外す。
  • UF 表示を解除するためには、Pr.1049 USB ホストリセット = “1” に設定するか、インバータをリセットしてください。
表示 HP1
HP2
HP3
名称
原点復帰エラー
HP1 原点セットミス警報
HP2 原点復帰未完警報
HP3 原点復帰パラメータ設定警報
内容 位置制御の原点復帰動作にエラーが発生した場合に表示します。
チェック



エラー発生原因の調査
HP1 原点セットできなかった。
HP2
  • 原点復帰することなくポイントテーブルによる位置決めで始動信号を ON した。
  • ドグ式またはドグ式後端基準の原点復帰動作で、原点復帰速度からクリープ速度へ変速中に近点ドグ信号が OFF した。
  • カウント式の原点復帰動作で、原点復帰速度からクリープ速度へ変速中に近点ドグ後移動量に到達した。
  • ドグ式後端基準で近点ドグ信号が OFF した後、クリープ速度から減速中に近点ドグ後移動量+原点シフト量に到達した。
  • カウント式前端基準でクリープ速度に変速しなかった。
HP3 使用できない原点復帰方式を選択した。
処置 設定パラメータと入力信号が正しく入力されているか確認する。

軽故障

保護機能動作時に出力を遮断しません。また、パラメータ設定にて軽故障信号を出力することもできます。
Pr.190 ~ Pr.196(出力端子機能選択)にて “98” を設定してください。)

表示 FN
名称 ファン故障
内容 冷却ファンを内蔵しているインバータの場合、冷却ファンが故障停止したり、回転数が落ちたとき、Pr.244 冷却ファン動作選択 の設定と異なる動作をしたとき、操作パネルに FN を表示します。
チェック
冷却ファンに異常はないか。
処置 ファンの故障が考えられます。お買上店または当社営業所までご連絡ください。
表示 FN2
名称 内気循環用ファン故障(IP55 対応品のみ)
内容 内気循環用ファンが故障停止したり、回転数が落ちたとき、操作パネルに FN2 を表示します。
チェック
内気循環用ファンに異常はないか。
処置 ファンの故障が考えられます。お買上店または当社営業所までご連絡ください。

重故障

保護機能動作にてインバータを出力遮断し、異常出力します。

表示 E.OC1
名称 加速中過電流遮断
内容 加速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約 235%*1 以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェック
  • 急加速運転ではないか。
  • 昇降機の下降加速時間が長くないか。
  • 出力短絡はないか。
  • モータの定格周波数が 50Hz にもかかわらず、Pr.3 基底周波数 の設定値が 60Hz になっていないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • 回生頻度が高くないか。
    ( 回生時には出力電圧が V/F 基準値より大きくなり、モータ電流増加による過電流ではないか。)
  • RS-485 端子用電源が短絡していないか。
    (ベクトル制御時)
  • PLG の配線や仕様(PLG 電源、分解能、差動 / コンプリメンタリ)は正しいか。また、モータの配線(U、V、W)は正しいか。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
処置
  • 加速時間を長くする。
    (昇降機の下降加速時間を短くする。)
  • 始動時に、「E.OC1」が必ず点灯する場合、1 度モータを外して始動させてみてください。
    それでも「E.OC1」が点灯する場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。
  • 出力短絡のないように配線を確認する。
  • Pr.3 基底周波数 を 50Hz に設定する。
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。
  • Pr.19 基底周波数電圧 に基底電圧 ( モータの定格電圧など ) を設定してください。
  • RS-485 端子接続を確認する。
    (ベクトル制御時)
  • PLG やモータの配線、仕様を確認する。PLG やモータの仕様に合わせた設定を行う。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動 / つれ回り引き込み機能を設定する。
    (PM センサレスベクトル制御 )
表示 E.OC2
名称 定速中過電流遮断
内容 定速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約 235%*2 以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェック
  • 負荷の急変はないか。
  • 出力短絡はないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • RS-485 端子用電源が短絡していないか。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
処置
  • 負荷の急変をなくす。
  • 出力短絡のないように配線を確認する
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。
  • RS-485 端子接続を確認する。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動 / つれ回り引き込み機能を設定する。
    (PM センサレスベクトル制御 )
表示 E.OC3
名称 減速 / 停止中過電流遮断
内容 減速中(加速中、定速中以外)に、インバータ出力電流が定格電流の約 235%*3 以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェック
  • 急減速運転ではないか。
  • 出力短絡はないか。
  • モータの機械ブレーキ動作が早すぎないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • RS-485 端子用電源が短絡していないか。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。
    (PM センサレスベクトル制御 )
処置
  • 減速時間を長くする。
  • 出力短絡のないように配線を確認する
  • 機械ブレーキ動作を調査する。
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。
  • RS-485 端子接続を確認する。
    (ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。
    (PM センサレスベクトル制御 )
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動 / つれ回り引き込み機能を設定する。
    (PM センサレスベクトル制御 )

*1 *2  *3 定格により異なります。定格は Pr.570 多重定格選択 で変更できます。  

  • SLD 定格時:148%
  • LD 定格時:170%
  • ND 定格時(初期設定):235%
  • HD 定格時:280%
表示 E.OV1
名称 加速中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。
電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェック
  • 加速度がゆるやかすぎないか。
    (昇降負荷で下降加速時など)
  • Pr.22 ストール防止動作レベル を無負荷電流以下に設定していないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
処置
表示 E.OV2
名称 定速中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。
電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェック
  • 負荷の急変はないか。
  • Pr.22 ストール防止動作レベル を無負荷電流以下に設定していないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
  • 加減速時間が短くないか。
処置
  • 負荷の急変をなくす。
  • 回生回避機能(Pr.882 ~ Pr.886)を使用する。
  • 必要に応じてブレーキユニット、多機能生共通コンバータ(FR-XC)または電源回生共通コンバータ (FRCV) を使用してください。
  • Pr.22 を無負荷電流より大きく設定する。
  • Pr.154 ストール防止動作中の電圧低減選択 = “10、11” に設定する。
  • 加減速時間を長くする。
    (ベクトル制御や磁束ベクトル制御では出力トルクを大きく取れますが、急加速を行うと、速度がオーバーシュートし、過電圧が発生する場合があります。)
表示 E.OV3
名称 減速 / 停止中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。
電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェック
  • 急減速運転ではないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
処置
  • 減速時間を長くする。
    ( 負荷の慣性モーメントに見合った減速時間にする )
  • 制動頻度を減らす。
  • 回生回避機能(Pr.882 ~ Pr.886)を使用する。
  • 必要に応じてブレーキユニット、多機能回生コンバータ(FR-XC)または電源回生共通コンバータ (FR-CV)を使用してください。
  •  Pr.154 ストール防止動作中の電圧低減選択 = “10、11” に設定する。
表示 E.THT
名称 インバータ過負荷遮断(電子サーマル)*4
内容 定格出力電流以上の電流が流れ、かつ過電流遮断 (E.OC[]) に至らない状態で、出力トランジスタ素子の温度が保護レベルを超えた場合、インバータの出力を停止します。
(過負荷耐量 150% 60s)
チェック
  • 加減速時間が短くないか。
  • トルクブーストの設定値が大きすぎ(小さすぎ)ないか。
  • 適用負荷選択の設定が実機の負荷特性に合っているか。
  • モータを過負荷で使用していないか。
  • PLG の配線や仕様(PLG 電源、分解能、差動 / コンプリメンタリ)は正しいか。また、モータの配線(U、V、W)は正しいか。
    (ベクトル制御時)
処置
  • 加減速時間を長くする。
  • トルクブーストの設定値を調整する。
  • 適用負荷選択の設定を実機の負荷特性に合わせ設定する。
  • 負荷を軽くする。
  • PLG やモータの配線、仕様を確認する。PLG やモータの仕様に合わせた設定を行う。
    (ベクトル制御時)

*4 インバータをリセットすると、電子サーマルの内部熱積算データは初期化されます。

表示 E.FIN
名称 フィン過熱
内容 冷却フィンが過熱すると、温度センサーが動作し、インバータの出力を停止します。
フィン過熱保護動作温度の約 85% になると FIN 信号を出力することができます。
FIN 信号出力に使用する端子は、Pr.190 ~ Pr.196(出力端子機能選択)のいずれかに “26(正論理)または 126(負論理)” を設定して割り付けてください。
チェック
  • 周囲温度が高すぎないか。
  • 冷却フィンの目づまりはないか。
  • 冷却ファンが停止してないか。
    (操作パネルに FN が表示されていないか)
処置
  • 周囲温度を仕様以内とする。
  • 冷却フィンの清掃を行う。
  • 冷却ファンを交換する。
表示 E.IPF
名称 瞬時停電(標準構造品、IP55 対応品のみ)
内容 15ms(IP55対応品は10ms)をこえる停電(インバータ入力遮断も同じ)が生じた場合に、制御回路誤動作防止のため、瞬時停電保護機能が動作し、インバータ出力を停止します。
100ms 以上停電が続くと異常警報出力は動作せず、復電したとき始動信号が ON であるとインバータは再始動します。

(15ms 以内の瞬停であればインバータは動作を続けます。)
また、運転状態 ( 負荷の大きさ、加減速時間設定など ) によっては、復電時に過電流保護などが動作することがあります。
瞬時停電保護が動作すると、IPF 信号を出力します。
チェック
瞬停発生の原因調査
処置
  • 瞬停の復旧
  • 瞬停時のバックアップ電源を用意する。
  • 瞬停再始動の機能(Pr.57)を設定する。
表示 E.UVT
名称 不足電圧(標準構造品、IP55 対応品のみ)
内容 インバータの電源電圧が下がると制御回路が正常な機能を発揮しなくなります。
また、モータのトルク不足や発熱の増加を生じます。
このため電源電圧が約 AC150V(400V クラスは約 AC300V)以下になるとインバータの出力を停止します。
P/+、P1 間の短絡片がないと不足電圧保護機能が動作します。
不足電圧保護が動作すると、IPF 信号を出力します。
チェック
  • 大容量モータの始動はなかったか。
  • 端子 P/+ - P1 間の短絡片を取り外していないか。
処置
  • 電源など電源系統機器を調査。
  • DC リアクトルを接続する場合以外は端子 P/+ - P1 間の短絡片は取り付けたままにする。
  • 上記対策で改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。
表示 E.ILF
名称 入力欠相(標準構造品、IP55 対応品のみ)
内容 Pr.872 入力欠相保護選択 にて機能有効設定 (=1) として、3 相電源入力のうち 1 相が欠相するとインバータの出力を停止します。
Pr.872 の設定が初期値 (Pr.872 =“0”) の場合、この保護機能は機能しません。
チェック
3 相電源入力用ケーブルに断線がないか。
処置
  • 配線を正しく行う。
  • 断線箇所の補修を行う。
表示 E.OLT
名称 ストール防止による停止
内容

  •  V/F&磁束

ストール防止動作により、出力周波数が 0.5Hz の値まで降下し、3秒経過した場合、アラーム (E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。
ストール防止動作中は OL。

  • センサーレス&ベクトル&PM 

速度制御している場合に、トルク制限動作により、Pr.865 低速度検出 (初期値は 1.5Hz)設定値まで周波数が降下し、かつ出力トルクが Pr.874 OLT レベル設定 (初期値は 150%)設定値を超えた状態が 3秒経過した場合、アラーム (E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。

チェック
  • モータを過負荷で使用していないか。
  • Pr.865 、Pr.874 の設定値は正しいか。
    (V/F 制御、アドバンスト磁束ベクトル制御時は Pr.22 ストール防止動作レベル の設定値を確認してください。)
  • PM センサレスベクトル制御時に、モータを接続しないで運転していないか。
処置
  • 負荷を軽くする。
  • Pr.22 、Pr.865 、Pr.874 の設定値を変更する。(V/F 制御、アドバンスト磁束ベクトル制御時は、Pr.22 の設定値を確認してください。)
  • モータを接続しないでテスト運転する場合は、PM センサレスベクトル制御テスト運転の設定にする。
  • ストール防止(過電流)警報(OL)、ストール防止(過電圧)警報(oL)の対策も確認してください。
表示 E.SOT

PM

名称 脱調検出
内容 モータが脱調した場合にインバータの出力を停止します。
(PM センサレスベクトル制御時のみ機能します。)
チェック
  • PM モータを過負荷で運転していないか。
  • PM モータがフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。
  • PM センサレスベクトル制御時に、モータを接続しないで運転していないか。
  • PM モータ (MM-CF) 以外のモータを駆動していないか。
処置
  • 加速時間設定を長くする。
  • 負荷を軽くする。
  • モータフリーラン中に再始動する場合は、Pr.57 再始動フリーラン時間 ≠ “9999” として瞬停再始動を選択してください。
  • IPM モータの接続を確認する。
  • モータを接続しないでテスト運転する場合は、PM センサレスベクトル制御テスト運転の設定にする。
  • IPM モータ(MM-CF シリーズ)を使用する。
  • MM-CF 以外の PM モータを駆動する場合はオフラインオートチューニングを実施してください。
表示 E.bE
名称 ブレーキトランジスタ異常検出
内容
  • ブレーキトランジスタの破損などブレーキ回路に異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。この場合、速やかにインバータの電源を遮断する必要があります。
  • コンバータ分離タイプ、IP55 対応品は内部回路異常時に表示します。
チェック
  • 負荷イナーシャを小さくする。
  • 制動の使用頻度は適正か。
処置 インバータを交換してください。
表示 E.GF
名称 出力側地絡過電流
内容 インバータの出力側(負荷側)で地絡が生じ、地絡過電流が流れるとインバータの出力を停止します。
チェック
モータ、接続線に地絡はないか。
処置 地絡箇所を復旧する。
表示 E.LF
名称 出力欠相
内容 インバータの出力側(負荷側)3 相 (U、V、W) のうち、1 相が欠相するとインバータの出力を停止します。
チェック
  • 配線を確認する。(モータは正常か)
  • インバータ容量より小さいモータを使用していないか。
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。(PM センサレスベクトル制御 )
処置
  • 配線を正しく行う。
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動 / つれ回り引き込み機能を設定する。(PM センサレスベクトル制御 )
表示 E.OHT
名称 外部サーマル動作
内容 外部に設けたモータ過熱保護用サーマルリレーまたはモータ埋込み形温度リレーなどが動作(接点開)したとき、インバータの出力を停止します。
Pr.178 ~ Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値 “7”(OH 信号)を設定した場合に機能します。
初期状態(OH 信号割りつけなし)ではこの保護機能は機能しません。
チェック
  • モータが過熱していないか。
  • Pr.178 ~ Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値 “7”(OH 信号)が正しく設定されているか。
処置
  • 負荷、運転頻度を低減する。
  • リレー接点が自動復帰しても、リセットしない限りインバータは再始動しません。
表示 E.PTC
名称 PTC サーミスタ動作
内容 端子 2-10 間に接続された PTC サーミスタの抵抗値が Pr.561 PTC サーミスタ保護レベル以上となり、Pr.1016 PTC サーミスタ保護検出時間以上経過した場合、インバータの出力を停止します。
Pr.561 の設定が初期値 (Pr.561 = “9999”) の場合、この保護機能は機能しません。
チェック
  • PTC サーミスタとの接続を確認する。
  • Pr.561 、Pr.1016 の設定値を確認する。
  • モータを過負荷で運転していないか。
処置 負荷を軽くする。
表示 E.OPT
名称 オプション異常
内容
  • 高力率コンバータ(FR-HC2)または電源回生共通コンバータ(FR-CV)接続時(Pr.30 回生機能選択=“2” 設定時)に、誤って、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続すると表示されます。
  • トルク制御時、Pr.804 トルク指令権選択 により内蔵オプションによるトルク指令を選択していて、内蔵オプションを接続していない場合表示されます。
  • 機械端オリエント制御設定時、内蔵オプション(FR-A8AP または FR-A8APR)と制御端子オプション(FR-A8TP)のどちらか一方でも装着していない場合に表示されます。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを変更した場合にも表示されます。
  • Pr.296 パスワード保護選択 = “0、100” として、通信オプションを装着した場合に表示されます。
チェック
  • 高力率コンバータ(FR-HC2)または電源回生共通コンバータ(FR-CV)接続時(Pr.30 = “2” 設定時)に、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続していないか。
  • トルク指令設定用の内蔵オプションは接続されているか。
  • 内蔵オプション(FR-A8AP または FR-A8APR)、制御端子オプション(FR-A8TP)を正しく装着しているか。Pr.393 オリエント選択、Pr.862 PLG オプション選択の設定は正しいか。
  • Pr.296 = “0、100” として、パスワード保護されていないか。
処置
  • Pr.30 の設定、FR-HC2、FR-CV との配線を確認する。
  • 高力率コンバータ接続時、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続してしまうと、インバータが破損している可能性があります。お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
  • 内蔵オプションの接続を確認する。Pr.804 の設定を確認する。
  • 内蔵オプション(FR-A8AP または FR-A8APR)、制御端子オプション (FR-A8TP) を正しく装着する。
  • Pr.393、Pr.862 を正しく設定する。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態に戻す。
  • 通信オプション装着時にパスワード保護をする場合は、Pr.296 ≠ “0、100” としてください。
表示 E.OP1
E.OP2
E.OP3
名称 通信オプション異常
内容
  • 通信オプションにおける通信回線異常が発生した場合にインバータの出力を停止します。
  • FR-A8APR を装着して、レゾルバ付きモータを使用している場合、FR-A8APR の異常が発生したときや、レゾルバ配線が正しく接続されていないときにインバータの出力を停止します。
チェック
  • オプション機能設定、操作がまちがっていないか。
  • 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。
  • 通信ケーブルが断線していないか。
  • 終端抵抗が正しくついているか。
  • レゾルバ配線は正しいか。(FR-A8APR 使用時)
処置
  • オプション機能の設定などを確認する。
  • 内蔵オプションの接続を確実に行う。
  • 通信ケーブルの接続を確認する。
  • レゾルバ配線を確認する。(FR-A8APR 使用時)
  • インバータリセットしても再度発生する場合は、お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示 E.16
E.17
E.18
E.19
E.20
名称 シーケンス機能ユーザ定義異常
内容 シーケンス機能の特殊レジスタ SD1214 に “16 ~ 20” を設定することで保護機能を動作させることができます。
保護機能を動作させると、インバータは出力を停止します。

シーケンス機能有効時に機能します。
初期値 (Pr.414 =“0”) の場合、この保護機能は機能しません。

シーケンスプログラムにより任意の文字列を FR-LU08 や FR-PU07 に表示させることができます。
チェック
特殊レジスタ SD1214 に “16 ~ 20” を設定していないか。
処置 特殊レジスタ SD1214 に “16 ~ 20” 以外の値を設定する。
表示 E.PE
名称 パラメータ記憶素子異常(制御基板)
内容 記憶しているパラメータに異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。(EEPROM の故障)
チェック
パラメータの書込み回数が多くないか。
処置 お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
通信などで頻繁にパラメータ書込みを行う場合は、Pr.342 通信 EEPROM 書込み選択 の設定値を “1” にし RAM 書込みとしてください。
ただし、RAM 書込みですので電源を OFF すると RAM 書込み以前の状態に戻ります。
表示 E.PUE
名称 PU 抜け
内容
  • Pr.75 リセット選択/PU抜け検出/PU停止選択 でPU抜け検出機能を有効にしたときに、操作パネルおよびパラメータユニットを外すなどして、本体と PU の交信が中断するとインバータの出力を停止します。
  • PUコネクタからの RS-485 通信でPr.121 PU通信リトライ回数 ≠ “9999” のときに、リトライ許容回数以上連続して通信エラーが発生するとインバータの出力を停止します。
  • PUコネクタからのRS-485通信でPr.122 PU通信チェック時間間隔 に設定された時間通信が途切れた場合もインバータの出力を停止します。
チェック
  • 操作パネルまたはパラメータユニットの取付けに緩みはないか。
  • Pr.75 の設定値を確認
処置 操作パネルまたはパラメータユニットの取付けを確実に行う。
表示 E.RET
名称 リトライ回数オーバー
内容 Pr.67 アラーム発生時リトライ回数 で設定したリトライ回数以内に正常に運転再開できなかった場合、インバータの出力を停止します。
Pr.67 を設定した場合に機能します。初期値 (Pr.67 =“0”) の場合、この保護機能は機能しません。
チェック
異常発生原因の調査
処置 この保護機能の 1 つ前の保護機能が動作した原因の処置を行う。
表示 E.PE2
名称 パラメータ記憶素子異常(主回路基板)
内容 記憶しているパラメータに異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。
(EEPROM の故障)
処置 お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示
E.CPU
E.5
E.6
E.7
名称 CPU 異常
内容 内蔵 CPU の通信異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。
チェック
インバータの周囲に過大ノイズを発生している機器などはないか。
処置
  • インバータの周囲に過大なノイズを発生する機器などがある場合、そのノイズ対策を行ってください。
  • お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示 E.CTE
名称 操作パネル用電源短絡 /RS-485 端子用電源短絡
内容
  • 操作パネル用電源(PU コネクタ ) が短絡したとき、電源出力を遮断し、インバータの出力を停止します。このとき、操作パネル(パラメータユニット)の使用、PU コネクタからの RS-485 通信は不可能となります。
    リセットするときは、端子 RES 入力、RS-485 端子からの通信によるリセット、電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。
  • RS-485 端子用電源が短絡したとき、電源出力を遮断します。このときは、RS-485 端子からの通信は不可能となります。

リセットするときは、操作パネルの STOP/RESET を押す、端子 RES 入力、電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。

チェック
  • PU コネクタ接続線が短絡していないか。
  • RS-485 端子の接続に間違いはないか。
処置
  • PU、ケーブルを調査。
  • RS-485 端子接続の確認
表示 E.P24
名称 DC24V 電源異常
内容 端子 PC より出力する DC24V 電源が短絡したとき、または外部より入力する DC24V 電源の電圧が不足したときに電源出力を遮断します。
このとき、外部接点入力はすべて OFF となります。端子 RES 入力にてリセットすることはできません。
リセットするときは、操作パネルを用いるか電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。
チェック
  • PC 端子出力が短絡していないか。
  • 外部 24V 電源の供給電圧は正しいか。
処置
  • 短絡箇所を復旧する。
  • 24V の電圧を供給する。
    (24V 入力回路の供給電圧不足が長時間続くと、内部回路が熱くなることがあります。破損には至りませんが、正しい電圧を入力してください。)
表示 E.CdO
名称 出力電流検出値異常
内容 出力電流が Pr.150 出力電流検出レベル の設定値を超えた場合、インバータの出力を停止します。
Pr.167 出力電流検出動作選択 を “ 1 ” に設定した場合に機能します。初期値(Pr.167 = “0”)の場合、この保護機能は機能しません。
チェック
Pr.150 、Pr.151 出力電流検出信号遅延時間、Pr.166 出力電流検出信号保持時間、Pr.167 の設定値を確認。
表示 E.IOH
名称 突入電流抑制回路異常(標準構造品、IP55 対応品のみ)
内容 突入電流抑制回路の抵抗が過熱した場合、インバータの出力を停止します。突入電流抑制回路の故障
チェック
  • 電源の ON/OFF を繰り返していないか。
  • 突入電流抑制回路用コンタクタの電源回路の一次側ヒューズ(5A)が溶断していないか。
    (FR-A840-10K(03250) 以上)
  • 突入電流抑制回路用コンタクタの電源回路が故障していないか。
処置 頻繁に電源の ON/OFF を繰り返さない回路としてください。
上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示 E.SER
名称 通信異常(本体)
内容 RS-485 端子からの RS-485 通信で Pr.335 RS-485 通信リトライ回数 ≠ “9999” のときリトライ許容回数以上連続して通信エラーが発生するとインバータの出力を停止します。
Pr.336 RS-485 通信チェック時間間隔 に設定された時間通信が途切れた場合もインバータの出力を停止します。
チェック
RS-485 端子の配線を確認する。
処置 RS-485 端子の配線を確実に行う。
表示 E.AIE
名称 アナログ入力異常
内容 Pr.73 アナログ入力選択、Pr.267 端子 4 入力選択 で端子 2 または端子 4 を電流入力の設定にして、30mA以上の電流入力した場合、または 7.5V 以上の電圧入力をした場合に、インバータの出力を停止します。
チェック
Pr.73 、Pr.267 および電圧 / 電流入力切換スイッチの設定値を確認してください。
処置 30mA 未満の電流を与えるか、Pr.73 、Pr.267 および電圧 / 電流入力切換スイッチの設定を電圧入力に設定して、電圧入力してください。
表示 E.USb
名称 USB 通信異常
内容 Pr.548 USB 交信チェック時間間隔 に設定された時間だけ通信が途切れた場合に、インバータの出力を停止します。
チェック
USB 通信ケーブルが確実に接続しているか。
処置
  • Pr.548 の設定値を確認する。
  • USB 通信ケーブルを確実に接続する。
  • Pr.548 の設定値を大きくする。または、“9999” にする。
表示 E.SAF
名称 セーフティ回路異常
内容
  • セーフティ回路異常時にインバータの出力を停止します。
  • セーフティストップ機能を使用している場合に、S1-SIC 間、S2-SIC 間のいずれか一方が非導通になった場合はインバータの出力を停止します。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC 間、S2-PC 間の短絡用電線が外れた場合にインバータの出力を停止します。
チェック
  • セーフティストップ機能を使用している場合は、安全リレーユニットおよび接続に問題はないか。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC 間、S2-PC 間の短絡用電線が外れていないか。
処置
  • セーフティストップ機能を使用時は、端子 S1、 S2、および SIC の配線が正しいことと、安全リレーユニットなどのセーフティストップ信号入力元が正しく稼動していることを確認してください。
    詳細は、セーフティストップ機能取扱説明書にて原因と対策を確認してください。
    (入手方法については、お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。)
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC 間、S2-PC 間を短絡用電線で短絡する。
表示
E.PbT
E.13
名称 内部回路異常
内容 内部回路異常時にインバータの出力を停止します。
処置 お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
表示 E.OS
名称 過速度発生
内容 PLG フィードバック制御、リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御、PM センサレスベクトル制御時にモータ速度が Pr.374 過速度検出レベル を越えた場合にインバータの出力を停止します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
処置
  • Pr.374 を正しく設定する。
  • Pr.369(Pr.851) を正しく設定する。
    (PLG フィードバック制御、ベクトル制御)
表示 E.OSd

ベクトル

名称 速度偏差過大検出
内容
  • ベクトル制御時に Pr.285 オーバースピード検出周波数 を設定した場合に、負荷の影響などによりモータが加速、減速され、速度指令値どおりにモータの速度を制御できない場合にインバータの出力を停止します。
  • 停止指令に反して加速してしまった場合に、減速チェック機能(Pr.690)が動作してインバータ出力を停止します。
チェック
処置
表示 E.ECT
名称 断線検出
内容 オリエント制御、PLG フィードバック制御、ベクトル制御時に、PLG 信号が遮断すると、インバータの出力を停止します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
  • PLG 信号が断線していないか。
  • PLG の仕様は正しいか。
  • コネクタ部のゆるみはないか。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定は正しいか。
  • PLG へ電源供給されているか。もしくは、インバータより遅く PLG へ電源供給されていないか。
  • PLG への電源供給は PLG 出力電圧と同じ電圧になっているか。
処置
  • 断線箇所を復旧させる。
  • 仕様に合った PLG を使用する。
  • 接続を確実にする。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定を正しく行う。
  • PLG へ電源を供給する。もしくは、インバータと同時に PLG へ電源供給する。
  • PLG への電源供給が遅くなる場合は、PLG 信号の接続が確実に行われていることを確認し、Pr.376 断線検出有無選択 を “0(初期値)” に設定して断線検出機能を無効にする。
  • PLG への電源供給は PLG 出力電圧と同じ電圧とする。
表示 E.Od

ベクトル

名称 位置誤差大
内容 位置制御時に位置指令と位置のフィードバックの差が Pr.427 誤差過大レベル を越えた場合、インバータの出力を停止します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
処置
表示 E.Mb1
E.Mb2
E.Mb3
E.Mb4
E.Mb5
E.Mb6
E.Mb7
名称 ブレーキシーケンス異常
内容 ブレーキシーケンス機能 (Pr.278 ~ Pr.285) 使用時に、シーケンスエラーとなった場合、インバータの出力を停止します。
初期状態(ブレーキシーケンス機能無効)では、この保護機能は機能しません。
チェック
異常発生原因の調査
処置 設定パラメータの確認と配線を正しく行う。
表示 E.EP

ベクトル

名称 エンコーダフェーズ異常
内容 オフラインオートチューニング時にインバータの回転指令と PLG から検出したモータ実回転方向が異なる場合、インバータの出力を停止します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
処置
  • 接続、配線を確実に行う
  • Pr.359(Pr.852) の設定値を変更する。
表示 E.MP

ベクトル

名称 磁極位置不明
内容 オフラインオートチューニング時にインバータの回転指令と PLG から検出したモータ実回転方向が異なる場合、インバータの出力を停止します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
処置
  • 接続、配線を確実に行う
  • Pr.359 の設定値を変更する。
表示 E.IAH
名称 内部温度異常(IP55 対応品のみ)
内容 インバータ内部の温度が規定値以上に達すると、インバータの出力を停止します。
チェック
  • 周囲温度が高すぎないか。
  • 内気循環用ファンや冷却ファンが故障により停止していないか。
処置
  • 設置環境に適合した場所にインバータを設置する。
    (FR-A806 取扱説明書(ハードウェア編)参照)
  • 内気循環用ファンまたは冷却ファンを交換する。
表示 E.LCI
名称 4mA 入力喪失異常
内容 アナログ電流入力が 2mA 以下の状態が Pr.778 4mA 入力チェック検出フィルタ に設定した時間継続した場合に、インバータの出力を停止します。
Pr.573 4mA 入力チェック選択 = “2 または 3” のときに機能します。

初期状態ではこの保護機能は機能しません。
チェック
  • アナログ電流入力の配線が断線していないか。
  • Pr.778 の設定値が短すぎないか。
処置
  • アナログ電流入力の配線を確認する。
  • Pr.778 の設定値を長くする。
表示 E.PCH
名称 PID プリチャージ異常
内容 プリチャージ時間が Pr.764 プリチャージ制限時間 を超えた場合やプリチャージ時に測定値が Pr.763 プリチャージ上限検出レベル を超えた場合に、インバータの出力を停止します。
Pr.764 、Pr.763 を設定した場合に機能します。
初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェック
処置
  • Pr.764 の設定値を長くする。
  • Pr.763 の設定値を大きくする。
  • Pr.127 の設定値を高くする。
  • ポンプとの接続を確認する。
表示 E.PID
名称 PID 信号異常
内容 PID 制御中に、測定値がパラメータで設定した上限または下限を超えた場合や、偏差の絶対値がパラメータで設定した検出値を超えると、インバータの出力を停止します。
Pr.131 PID 上限リミット、Pr.132 PID 下限リミット、Pr.553 PID 偏差リミット、Pr.554 PID 信号動作選択 で機能を設定します。
初期状態ではこの保護機能は機能しません。
チェック
  • 測定器に異常や断線はないか。
  • パラメータ設定は適切か。
処置
  • 測定器に異常はないか、断線はないか確認する。
  • パラメータを適切に設定する。
表示 E.1
E.2
E.3
名称 オプション異常
内容 インバータ本体と内蔵オプション間のコネクタ部の接触不良などが発生した場合や、通信オプションをコネクタ 1 以外に装着した場合、インバータの出力を停止します。
内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを変更した場合にも表示されます。
チェック
  • 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。
    (1 ~ 3 はオプションのコネクタ番号を示します。)
  • インバータの周囲に過大ノイズが発生していないか。
  • 通信オプションがコネクタ 2、3 に装着されていないか。
処置
  • 内蔵オプションの接続を確実に行う。
  • インバータの周囲に過大なノイズを発生する装置などがある場合、ノイズ対策を行う。
    上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。
  • 通信オプションは、コネクタ 1 に装着する。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態に戻す。(各オプションの取扱説明書参照)
表示 E.11

センサレス

名称 反転減速異常
内容 リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わるとき、速度指令と推定速度の方向が異なる状態になると、低速で速度が減速しなくなることがあります。
このとき、逆方向へ回転が切り換わらず過負荷になる場合、インバータの出力を停止します。初期状態(V/F制御)ではこの保護機能は機能しません。
(リアルセンサレスベクトル制御のときのみ機能します。)
チェック
リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
処置
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • お買上店または三菱電機営業所までご連絡ください。

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