スターデルタ結線に必要な情報を自動で生成するツールです。
- 入力電圧(V)
- 電動機の定格容量(kW)
以上の2点がわかっていれば、概算の電流値からスターデルタ結線に必要な部品、電線などの情報を表示します。
入力電圧 | V |
電動機の定格容量 | |
電動機の定格電流 ※わからないときは0に設定 | A |
電線の電流減少係数 | |
管内の許容電線占有率 | 通常(32%) |
選定結果
****ここに結果が表示されます***
参考
- KIV(電気機器用ビニル絶縁電線)の許容電流は『周囲温度30℃以下』の条件での値を使用する。【内線規程1340-3】
- ブレーカーは『定格電流値×1.25(安全率)』の結果をもとに選定する。
- 内線規程JEAC8001 3605−3条3「連続負荷を有する分岐回路の負荷容量は、その分岐回路を保護する過電流遮断器の定格電流の80%を超えないこと。〔勧告〕」。
- サーマルリレーは2素子の標準型を選定する。
- 欠相を検知する場合は3素子タイプ。
- 始動に時間のかかる電動機を使用する場合は遅延型。
- スターデルタ始動は11kWから55kWの電動機に対して適用する。
- 200V級の場合、11kW未満は直入れもしくはインバーター。
- 400V級の場合、30kW未満は直入れもしくはインバーター。
- 55kWより大きい場合はインバーター、ソフトスターター等を使用。
- 電流減少係数はがいし引き、3本以下を束ねて配線する場合を通常(減少率70%)とする。
- 4本以上の電線が接触する配線の取り回しでは高め(減少率60%)を選択。
- 外部配線に使用する電線は6本以上となるため、電流減少係数として0.56で許容電流値を計算する。接地線は減少係数の対象にカウントしない。
- 電線管内の電線許容占有率は、電線管内断面積の32%を最大とする。【内線規程3110-5 3】
- 最小曲げRで45°以上電線管が曲がらない、かつ距離が5m未満の場合48%まで許容できる。【内線規程3110-5 2】
- 接地(アース)線の選定は『ブレーカー定格遮断容量×0.052』を最小の断面積とし、ワンサイズ上の断面積を有する電線を選定する。【内線規程 資料1-3-6】
- スター回路に使用する電線は、定格電流値の60%を目安に許容電流値を決定する。
- デルタ回路に使用する電線は、定格電流値の35%を目安に許容電流値を決定する。
目次
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