【レベル2】スイッチで汲み上げポンプを運転する|設計しながら学ぶ電気制御設計講座

設計しながら学ぶ電気制御設計講座のレベル2では、汲み上げポンプをスイッチを使って運転する回路を設計します。

レベル2のゴールは、FA設備の制御設計で求められる基礎的な回路設計について理解することです。

目次
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レベル2課題の概要

レベル1で設計した汲み上げポンプ電動機運転回路を、スイッチを使って制御します。

ここで検討しないといけない項目は以下の3点です。

  • 電磁接触器の追加
  • 制御用直流回路の追加
  • 制御回路の追加

【レベル2-1】電磁接触器を追加する

汲み上げポンプ用電動機の運転を制御するには、電磁接触器を追加して動力源のオン・オフを切り替えます。

電磁接触器は電動機を制御する際に必須なので、選定方法や役割についてしっかりと学びましょう。

⇒【レベル2-1】電磁接触器を追加する

【レベル2-2】ダウントランスとスイッチで電磁接触器を操作する

レベル2-1で追加した電磁接触器はコイルによって操作できます。

ここではスイッチを使って、電磁接触器のコイルを制御する回路を追加していきましょう。

⇒【レベル2-2】ダウントランスとスイッチで電磁接触器を操作する

【レベル2-3】操作系統を直流電圧回路に変更し自己保持回路を追加する

レベル2-2の回路でも、汲み上げポンプを運転するには十分です。

しかしAC100V回路にスイッチ等のオペレーターが触れる機器を設置するのは、感電時のリスクを高めてしまいます。

よって操作系の回路は、感電時のリスクが小さいDC24Vへ変更しましょう。

⇒【レベル2-3】操作系統を直流電圧回路に変更し自己保持回路を追加する

【レベル3】センサーの信号で汲み上げポンプを自動操作するへ

スイッチで操作できるようになったら、センサーを使って自動化してみましょう。

⇒【レベル3】センサーの信号で汲み上げポンプを自動操作する

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