【三菱電機】MR-J4サーボアンプバッテリメンテ全集|交換と注意点

MR-J4サーボアンプも2011年の販売開始からついに10年経過しましたね。

2021年5月に販売中止、部品供給も2026年5月で終了と告知されました。

三菱電機は最新モデルMR-J5への移行を推奨していますが、まだまだMR-J4を使い続けたい人もいるはず。

そうなるとバッテリーのような消耗品のストックは必須です。

そこで今回、特に交換頻度の高いバッテリーについて手順解説を作成しました。

目次

MR-J4サーボアンプバッテリについて

機種別バッテリ一覧

バッテリ交換の際はバッテリ型式」に記載の部品を購入してください。

  • ケースの破損
  • ケースごと紛失

これらの場合はケース型式で購入してください。

外観MR-BAT6V1SET-AMR-BAT9V1SETMR-BT6VCASE
MR-BAT6V1BJ
ケース型式MR-BAT6V1SET-AMR-BAT6V1SETMR-BT6VCASEケース&バッテリ一体式
バッテリ型式MR-BAT6V1MR-BAT6V1MR-BAT6V1 ※5個必要MR-BAT6V1BJ
対応機種MR-J4-_GF_(RJ)
MR-J4W2-0303B6
MR-J4-03A6(-RJ)
MR-J4-_A_(-RJ)
MR-J4-_B_(-RJ)
MR-J4-_B_-RJ010
MR-J4-DUA_(-RJ)
MR-J4-DUB_(-RJ)
MR-J4-_GF_(-RJ)
MR-J4-_A_(-RJ)
MR-J4-_B_(-RJ)
MR-J4-_B_-RJ010
MR-J4W-_B_
MR-J4-DUA_(-RJ)
MR-J4-DUB_(-RJ)
MR-J4-_GF_(-RJ)
MR-J4-_A_(-RJ)
MR-J4-_B_(-RJ)
MR-J4-_B_-RJ010
MR-J4W-_B_
MR-J4-DUA_(-RJ)
MR-J4-DUB_(-RJ)
メーカー型式2CR173335A2CR17335A 2CR17335A
購入先リンク楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場

MR-J4サーボアンプバッテリの寿命

バッテリラベルの読み方

バッテリMR-BAT6V1の製造年月はバッテリに貼り付けられたラベルに記載されています。

未使用時の保管期限は5年

バッテリの耐用年数は未使用の状態で製造日付から5年です。

製造日付から3年を超えたバッテリーは使用できません。

使用開始から3年以内に交換

サーボアンプへの通電/無通電に関わらず使用を開始してから3年以内に交換してください。

MR-J4サーボアンプバッテリ交換方法

ケース型式:MR-BAT6V1SET

取り外し方

  1. 主回路電源オフ後15分以上待機
  2. チャージランプの消灯を確認する
  3. ロック解除レバー(a)を押しながらバッテリコネクタを抜く
  4. ロック解除レバー(b)を押しながらバッテリケースを手前に引く

内蔵バッテリ交換

  1. ロック部を押しながらふたを開ける
  2. 内蔵バッテリ(MR-BAT6V1)を交換する
  3. ふたがロックするように閉じる

サーボアンプに接続する

  1. バッテリケースをサーボアンプに装着し、バッテリコネクタをCN4に接続する

ケース型式:MR-BAT6V1SET-A

取り外し方

  1. 主回路電源オフ後15分以上待機
  2. チャージランプの消灯を確認する
  3. ロック解除レバーを押しながらバッテリコネクタを抜く
  4. ロック解除レバーを押しながらバッテリケースを手前に引く

内蔵バッテリ交換

  1. ロック部を押しながらふたを開ける
  2. 内蔵されているバッテリを新しいものへ入れ替える
  3. ロック部のツメに固定されるようふたを閉じる

サーボアンプに接続する

  1. バッテリケースをサーボアンプに装着し、バッテリコネクタをCN4に接続する

ケース型式:MR-BT6VCASE

バッテリーケースの分解

  1. 2箇所のねじをプラスドライバで外す
  2. カバーを取り外す

内蔵バッテリ交換

  1. MR-BAT6V1をBAT1ホルダに装着する
  2. BAT1ホルダに装着したバッテリコネクタをCON1に挿す
  3. バッテリのリード線を収納用の溝に格納する
  4. 同様の手順でBAT2~BAT5ホルダにバッテリを装着する

バッテリケースの組み立て

  1. カバーを取り付け2箇所のネジを締め付ける

ケース型式:MR-BT6V1BJ

バッテリーの交換

  1. 古いバッテリの分岐ケーブル接続用コネクタ(黒)を取り外す
  1. 新しいバッテリの分岐ケーブル接続用コネクタ(黒)を取り外す
  1. 古いバッテリのサーボアンプ接続用コネクタ(橙)を取り外す
  1. 古いバッテリをサーボアンプから取り外し、新しいバッテリを取り付ける
  1. 新しいバッテリのサーボアンプ接続用コネクタ(橙)を取り付ける
  2. 制御回路電源がオンのとき、アラーム「9F.1」が解除される

バッテリ交換作業時は必ず制御回路電源をオンにしてください。

制御回路電源がオフのままバッテリ交換作業を行うと絶対位置データ(機械原点)を消失します。

MR-J4サーボアンプよくある質問

絶対位置検出システムで、絶対値データ保持用バッテリの容量がなくなるとどうなりますか?

絶対位置検出システムでバッテリ容量が低下すると「警告:9F バッテリ警告」が発生します。

更に電圧が低下すると制御回路電源オフ→オン切替時に「アラーム:25 絶対位置消失」が発生します。

このとき絶対位置データが消失します。

絶対位置検出システムを構築するときはバッテリが必要ですか?

リニアサーボモータを絶対位置検出システムで使用する場合はバッテリが不要です。

Qシリーズシーケンサ用のバッテリQ6BATをMR-J4サーボアンプに流用できますか?

できません。

サーボアンプとサーボモータを切り離すと絶対位置データが消失しますか?

消失します。

バッテリ中継ケーブル用バッテリ(MR-BAT6V1BJ)とバッテリ中継ケーブル(MR-BT6VCBL03M)を使用すると、サーボアンプからエンコーダケーブルを外しても絶対位置データの保持が可能なシステムを構成できます。

引用元

本記事で使用している画像および内容は、三菱電機株式会社が発行する技術資料を引用しています。

  • 汎用インタフェースサーボアンプ技術資料集
    • SH(名)-030103-W(2103)MEE
  • サーボバッテリガイド(MELSERVO-J4シリーズ編)
    • SV-D-0003-A

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