インフレによる物価高で生活は苦しくなる一方、給料は大して上がらず苦しい思いをしている機械設計者は多いと思います。特に中小企業勤務だと、実力に見合わない低い賃金で働いている人がいるのも事実です。
そんな状況から抜け出すために独立してフリーランスとして稼ぐという選択肢があります。
意外にも機械設計はフリーランスで稼ぐことにおいて非常に優れている職種です。機械設計に関する業務委託案件は豊富であり、月単価も60~100万円ほどあるため、会社員時代よりも稼げる可能性は高いと言えるでしょう。
さらに機械設計という仕事の特性上、リモートワーク可能な業務委託案件もあり、働き方に柔軟性を持たせられる点も魅力です。
このように機械設計のスキルは、個人事業主として働くのに最適です。しかし、仕事の探し方を知らないままだと失敗するという問題があります。
コネや人脈を持っている人なら、仕事を分けてもらい食い扶持をつなげますが、会社員から独立した場合、普通ならコネや人脈はありません。少し前であれば、独立したら自力営業で仕事を探すのが当たり前でした。
しかし、このやり方は過去の物になりつつあります。なぜならエンベストやフリーランスボードといった、フリーランス向けの業務委託仲介サービスが登場したからです。
これらのメリットは、駆け出しのフリーランスであっても仕事を紹介してもらえるという点。紹介だけに留まらず、発注企業との契約手続きから稼働中の進捗フォロー、個人事業主が企業の仕事を請けて報酬が支払われるまでサポートしてくれます。
エンベストやフリーランスボードで紹介している案件だと、月20日稼働程度の案件で50~100万円はザラです。駆け出しのフリーランスが初月から50~100万円稼げるなら、十分な金額ではないでしょうか。
機械設計のフリーランスは稼げるからこそ、仕事のとり方を知れば鬼に金棒です。今まで営業の方法がわからなくてチャレンジできなかった人こそ、案件紹介サービスを利用する価値は高いといえます。
エンベストやフリーランスボードも登録および利用料金は一切かからないので、まずは登録して自分にできそうな仕事はないか相談してみてください。会社員の状態でも副業スタート希望を出せば、それに応じた案件の紹介を受けられるので、独立を考えているなら今から始めても早すぎることはありません。
本業と副業で稼ぐのも良し、副業から独立して本業へステップアップするも良し。仕事を受託できる目処が付いたら、本業を辞めて独立するも良し。今の安い給料から抜け出す方法はごまんとあります。
あなたが本当に評価される場所は、実は会社の外かもしれません。今の会社にしがみついて給料が上がらないと感じるのであれば、早い段階で手を打っていくことをおすすめします。
まずは独立の前に小さく始める
いくらエンベストやフリーランスボードで仕事を見つけられるからといって、独立の準備もなしに思いつきで仕事をやめるのはおすすめしません。
まずは会社員の立場のまま、並行して始めてみるのがベストです。
会社員による安定を確保しながら、個人事業でチャレンジしてみてください。事業がうまくいかなければ会社員に戻れるし、うまくいけば会社を辞めて独立して食べていけます。
失敗しても戻れる場所があるということは、実質リスクはゼロといっても過言ではありません。失うものは時間くらいで、お金は手に入らなくても自分の力で稼ごうとした経験が手に入ります。
いずれまた個人事業にチャレンジしたくなったらトライできるので、会社員の立場のままサイドビジネスを運営する方法がベストです。
会社内で絶対にサイドビジネスの話をしてはいけない
せっかく頑張ってサイドビジネスを始めて稼げるようになったのに、会社にバレると高確率で辞めるよう説得されます。
特に中小企業の就業規則には、副業禁止の文言があるはずです。これに法的拘束力はありませんが、会社との軋轢を生むだけなのでバレないに越したことはありません。
サイドビジネスがバレる99%の原因は、他言してしまうことです。特に稼げるようになった優越感から、承認欲求から自慢しがち。どんなに仲の良い同僚であっても、バレるのは時間の問題です。
そのため、バレたくないなら会社に関する交流を持つ人に言うのは絶対NG。より万全を期すなら、社外の友人にすら言わないのが吉です。もちろん両親や兄弟姉妹にもです。
世の中、どのような人のつながりがあるのかわかりません。どこから漏れるかわからない以上、家族以外には他言しないのがベストです。

私もサイドビジネスを始めてから今まで、一切他言してません。そのおかげで8年以上会社にはバレずにきています。
調子に乗って会社内でサイドビジネスをしないこと
少し稼げるようになってくると、多くの人は本業中にサイドビジネスに着手しがちです。
業務中に副業をやっていると、高い確率でバレます。また就業義務違反にも問われ、懲戒を請ける可能性があるため絶対に手を出してはいけません。最悪のパターンだと懲戒解雇もあり得えます。
本業中は本業の仕事に集中するべきで、サイドビジネスは業務外で時間を生み出して取り組んでください。
個人のサイドビジネスであっても開業したほうがメリット大
現在の日本の法律上、会社員の状態であっても個人事業主を兼業できます。
サイドビジネス自体は開業の有無にかかわらず事業を起こせますが、取られる税金の額に大きな差が出るため、正式に開業して個人事業化してしまう方がメリットしかありません。
開業せずにサイドビジネスで収益が出た場合、収益の全てに雑所得がかかります。一番低い税率でも15%かかり、さらに事業で発生した出費を経費計上できません。せっかく稼いだお金を税金で垂れ流してしまうため、もったいないと言わざるを得ません。
逆に開業届を出して個人事業化した場合、確定申告で青色申告を選択すると利益のうち65万円まで非課税となります。また事業で発生した費用は経費として計上可能。赤字が出たら、翌年の利益と通算して課税所得を下げられます。
開業にお金はかかりません。マネーフォワードクラウド開業届といった無料のサービスを利用すれば、電子申告で簡単に開業できます。20~30分あれば誰でもできるので、サイドビジネスを始めるなら開業は必須です。
また、エンベストやフリーランスボードを通じて業務委託を受けていくなら、なおさら開業することが重要となります。相手方に対する信用の面もありますが、インボイス制度により消費税に関する法律が厳しくなったため、適格請求書発行事業者番号が必要という面もあります。



未開業だと消費税関係がややこしくなるため、相手方が面倒を避けるために仕事を振りたくないという問題があります。
開業してサイドビジネスがうまくいかなかった場合でも、廃業届を出せば元通り。業務委託で稼いでいくなら、必ず開業届を出しましょう。
<参考>
業務委託で稼ぎ始めるまでの流れ
実際に業務委託をスタートして初めて収入を得るまでの流れはこうです。
- エンベストに登録
- コンサルタントと面談
- 案件紹介からの企業面談
- 契約、業務開始
- 納品からの報酬受取
早い人だと1~5までの流れを1~2ヶ月で終える場合もあります。大体は3ヶ月目で初報酬を受け取る人が多い印象です。
1.エンベストに登録する


エンベストは誰でも無料で利用できる、案件紹介サービスです。独立したフリーランスだけでなく、副業希望でも利用可能。これから業務委託で稼いでいきたい機械設計者にうってつけです。
登録の際は、必要項目を入力し無料登録をするだけでOK。後日、登録した電話番号宛にコンサルタントから意思確認の連絡があります。
2.コンサルタントとの面談
webミーティングにて、あなたのスキルや希望する働き方についてヒアリングがあります。だいたい登録翌日から3日以内に面談候補日のメールが届くので、希望する日程を伝えてください。
面談後にスキルシートを提出し、面談とスキルシートの内容から紹介可能な案件の案内が来ます。
3.案件紹介から企業面談
コンサルタントから連絡のあった業務委託案件の中から、希望する案件がきまれば企業の担当者と面談する機会を設定してくれます。
- 稼働開始日
- スキルセット
- 報酬単価
- 納品時期
など、企業面談では上記の内容についてすり合わせし、受託可能か判断します。(webミーティング)
4.契約、業務開始
お互いが条件に納得したら、請負業務として契約が結ばれます。あとは契約通り業務を行い、納品まで対応してください。
もし請負業務進行中に不明点やサポートがほしいときは、担当のコンサルタントに相談しましょう。その場で適切に対応してくれます。
5.納品から報酬受取
期限までに納品し、成果物に問題がなければ案件は終了です。
契約時に指定した銀行口座に報酬が振り込まれます。



請ける案件の規模次第ですが、小規模案件なら登録から報酬受取まで1~2ヶ月です。一般的には3ヶ月ぐらいかかるものと思って差し支えありません。
早い人でも初報酬は登録から2ヶ月程度かかる
実際にエンベストに登録して、仕事を開始するまでにかかる時間は最短で2週間程度。長い場合だと、1か月程度かかかります。
あとは月単位で報酬が支払われるので、登録してから実際に報酬が振り込まれるのは最短で2か月程度かかると思ってください。
そのためエンベストのような業務委託紹介サービスは、今すぐに稼ぎたい人に向いていません。時間をかけて自分の事業を育てていきたい人にこそ向いています。
そもそも、駆け出しのフリーランスが2か月で報酬を得られるというのは、昔では考えられなかったことです。短期で稼ぐやり方ではない対価として、単価は月50~100万円です。そう思えば、少し時間をかけて取り組む意義はあるのではないでしょうか。






