電気制御設計は、難易度が高く、残業も多いため、やめてしまう人も多い仕事です。
それでも待遇が良ければ続けるメリットはありますが、給料が安いならやめるべきだと思います。
経験年数3年未満なら500万円以上。3年以上なら550万円以上はほしいところです。
この条件を満たせない会社で働き続けても、一生お金に困る人生を送ることになります。
それが嫌なら、正しい相場の知識を身に着けて行動してみませんか?
2024年1月5日時点の電気制御設計求人の年収は、物価高による賃上げの影響もあり平均555.6万円です。
主要転職エージェント5社の求人数をあわせると約8,000件以上あり、需要も十分にあります。
2024年はかなり転職市場が売り手市場に傾いている状況です。
人手不足で困っている企業も多く、給与交渉もしやすいため条件次第では大幅な年収アップも見込めます。
今の会社で無理をするぐらいなら、一度は転職を検討してみてください。
あなたが知らないだけで、電気制御設計エンジニアの転職市場は日に日に良くなっていますよ。
辞めるべき会社の条件トップ3
電気設計エンジニアが辞めるべき会社の条件TOP3は次のとおりです。
3位:労働時間が長い、休日が少ない
厚生労働省の調査よると、サラリーマンにおける平均年間休日と残業時間は以下のとおりです。
平均年間休日数 | 115.3日 |
平均残業時間(月) | 10.7時間 |
115日よりも休日が少なかったり、残業時間が10.7時間を超える会社はキツイといえそうです。
とはいえ、やりがいを感じており給料にも満足しているなら問題ないでしょう。
ただし普段から次のように感じるなら、あなたのライフワークバランスは崩壊しているかもしれません。
仕事がキツすぎて、寝ても翌日は体がしんどい…
家に帰ったら寝ることだけが楽しみになっている。
このまま仕事だけの人生でいいのかな…
もっと自分の時間を優先して、やりたいことにチャレンジしたい。
ワークライフバランスの崩壊は、体力や時間を失うだけでなく、心の健康までも失います。
働きすぎると、どこかのタイミングで鬱や適応障害を発症する可能性があります。私も過去に過労で適応障害を発症しました。
仕事がきつくて悩んでいるあなたに、ひとつだけ応えてほしい質問があります。
今の働き方を40代、50代と続けられますか?
もし答えが「NO」なら、今の会社はあなたに合っていないといえるでしょう。
2位:会社の将来に不安を感じる
2020年ごろから世界の経済事情は一変しました。
大きな話題のひとつに、内燃機関自動車から電気自動車への切り替わりが挙げられます。
内燃機関の時代は終焉を迎え、関連企業の将来性は厳しい見通しです。
- 賃金カット
- ボーナスなし
- 早期退職
- リストラ
将来性のない会社でもっとも悲惨な目に合うのは社員です。
少しでもヤバいと感じたなら逃げ道を作る準備をして損はないでしょう。
1位:給料が安い
シーケンス制御系電気設計エンジニアの平均年収は約555万円です。
一般的にこの金額よりも年収が低いと、給料が安いといえるでしょう。
会社を辞める理由として、給料が安いのは十分な動機です。
皆お金を得るために嫌なことをガマンして働いているのに、給料が安いと嫌になりますよね。
極論ですが、お金があればあるほどいいことしかありません。
給料が安いまま働き続けて受ける経済的ダメージは、歳を重ねるごとにジワジワと効いてきます。
「このままではやばい…」とわかった時点ではもう手遅れ。
「このままではやばいかも?」と感じた時点で、行動しないとお金の問題を解決するのは困難です。
年収は業界と会社で決まるということは絶対に忘れてはいけない
多くの人が『年収=スキル』だと勘違いしています。
正しくは、年収とは業界と会社できまるのです。
山本よりもスキルのあるエンジニアとも合ってきましたが、私よりも年収が低い人はザラにいました。
その逆も然りで、「なんでこの人がこんなにもらってるの!?」ということもあります。
なので少なくとも年収が500万円以上なければ、会社選びに失敗してることは明白です。
会社を変えるだけで簡単に年収が100万円、200万円もアップすることも十分にあります。
「転職したいけどやり方も会社の選び方もわからない…」
そんな人のために電気制御屋ジョブでは、
- 転職手順をまとめる
- 求人統計をとって正しい転職市況を伝える
- 優良な転職エージェントを紹介する
といった活動をおこなっています。
年収アップを目的とする人のために、優良な転職エージェントを紹介するのでぜひ一度ごらんください。