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「給料が低くて転職するべきか悩んでいます」を一発で解決する最強の方法

「今の会社では給料が低すぎるので転職するべきか悩んでいます」

この悩みを一発で解決する方法がひとつだけあるんですよね。

それは『給与交渉』をしてみることです。

給与交渉のコツを学んで給料アップを成功させよう!

なんて、しょうもない情報を伝えるつもりはありません

給与交渉をおこなう意味の本質は別の部分にあります。

会社の本音を聞けることです。

お金が絡む話をすると、人は本性を表します。

給与交渉で会社の本音を引き出し、いらない存在なのか必要な存在なのかをはっきりさせましょう。

成功して給料が上がればラッキーだし、失敗しなら転職を考えれば良いのです。

転職するべきかどうか悩んでいるなら給与交渉をおすすめします。

私は給与交渉をした結果、辞める決心がつきました。その時の経験を綴っていきます。

目次

給与交渉したら会社に約束を反故にされた

私は前職で給与交渉をした経験があります。

給料が安く、将来への不安があったからです。

当時の年収は500万円を切るくらい。

30歳までには年収500万円を超えないと厳しい人生になる、と危惧していました。

転職するのはリスクがあるし、給与交渉ならやってみても損はないか。

そう思い、さっそく給与交渉のやり方を調べました。

単に「給料を上げてほしい」と言っても失敗するのは目に見えています。

給料アップには根拠が必要です。

そこで昨年の実績をまとめて、自分が会社にもたらした純利益額を武器に交渉することにしました。

データをまとめた結果、概算で400万円近く会社に純利益を残していることが発覚。

その約1割である月額3万円のベースアップを要求することにしました。

このデータをもとに、上司へ給与アップを希望している旨を伝えると面談に。

今の給与に不満があり……これだけ実績を残したので、約1割である月額3万円のベースアップを希望します。

山本くんは頑張ってくれてるから、翌々月の給与から3万円ベースアップするよう社長に伝えておくよ。これからも会社のために頑張ってね。

ありがとうございます!

意外にもあっさり交渉は成立し、翌々月から給与を上乗せして払ってもらえることになりました。

当時は簡単に交渉が成立して喜んでいました。今思えば若かったんだと思います。

なぜこのタイミングで証拠を残さなかったのか?

問題は翌々月の給与支給日に発生します。

待ちに待った給料日だ!ベースアップの約束をしたから、今月の給料はそこそこあるはず!!

あれ??基本給変わってないぞ?手当も増額されてない…。もしかして約束の件忘れてる??

給与明細をどれだけ舐めるように見直しても、給料は上がっていません。

すぐに上司の元へと駆け込み、事情を聞きにいきました。

すみません。以前約束したベースアップの件、反映されていないです。忘れていたりしませんか?

ハァ??そんな約束した覚えはないけど?

いや、前ベースアップのお願いをしてOK出したじゃないですか!嘘だったんですか!!

寝言を言ってないでさっさと仕事にもどれ!あまり騒ぐとクビにするぞ!

…わかりました。

今すぐ胸ぐらを掴んで殴ってやりたいぐらいムカつきましたが、証拠がないため言及できませんでした。

覚書などお互いに証拠を残していれば、また結果は違ったかもしれません。

この瞬間、会社に対する忠誠心は一切なくなり、

あほくさ、こんな会社辞めたろ。

と決意しました。

給与交渉をすれば会社の本音がわかる

今回の経験で学んだことは、給与交渉をすれば会社の本音を知ることができるということです。

人はカネが絡むと、絶対に本音がでます。

普段は、

  • 「彼は優秀」
  • 「できる人材」
  • 「辞められたら困る」
  • 「もっと給料を増やしても良い」

なんて言っていても、お金が絡んだ瞬間手のひらを返すのが会社という組織です。

会社にとって、私のことなんてどうでもいい存在であることがわかりました。

普段のやり取りの中では絶対にこんな本音を聞くことはできません。

そもそも交渉すらしてもらえない場合はさっさとやめよう

約束を反故にされる以外にも、交渉の余地すらないことだってあるはずです。

そうなった場合、会社はあなたに期待していません。

ただ馬車馬のように働いてくれればよく、最後はリストラで使い捨てにされるだけ。

2023年に至っては、製造業で早期退職希望者募集が増えています。

【参考】東京商工リサーチhttps://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197671_1527.html

『会社は社員の人生に責任を持て!!』

とも言いたくもなりますが、会社は儲かれば社員の人生なんてどうでも良いんです。

期待もされていないし給料も上がらないことがわかっているのに、なぜ尽くす必要があるのでしょうか?

いま転職するべきか悩んでいるなら、給与交渉を持ちかけてみてください。

断られてからが本当に転職するべきタイミングです。

逆に給与交渉に成功し上がった場合は辞めないほうが良い

以外にも給与交渉に成功することもあるはずです。

それで実際に給料が上がったなら、多少は金額に不満があっても辞めるべきではありません。

信用できる会社だからです。

本音が出るお金の話で社員のことを考えてくれる会社は、そうそうありません。

もうすこし今の会社で頑張ってみて、それでも不満なら転職を考えればいいと思います。

こういった会社を「成長のため」だとか「飽きた」だとかで辞めて、転職すると痛い目を見ますよ。

会社と給与交渉する勇気がない人はどうする?

会社との給与交渉には勇気が必要です。

ある意味、会社への反抗ですから怖いのは当然だと思います。

会社の本音を知りたいなら、給与交渉しかありません。

キツイことを言うかもしれませんが、給与交渉をする勇気がないならもう転職しかないです。

不満があるのに主張しないのは、会社に服従するということ。

会社は学校ではありません。

あなたの不満を察して、誰も声をかけてはくれません。

何も言わなければ、ただただ安い給料でこき使われるだけ。

給与交渉を言い出せないなら、それも転職するべきタイミングだということです。

どれだけ会社にムカついても転職先が決まるまで辞めてはいけない

給与交渉をして、会社から「お前はいらない」宣言をされたら、誰しもがすぐに辞めたくなるはずです。

私も会社に嘘をつかれたとわかった瞬間、労働意欲はゼロになりました。

今すぐ辞めてぇ。でもお金がないから、辞めると詰む。

勢いで辞めてしまうと、あとが大変になることを理解していたのでグッと我慢しました。

会社が嫌になって辞める場合、自己都合退職となります。

「会社を辞めて無職になったら失業給付金がもらえるから大丈夫。」

こう思っていませんか?

自己都合退職の場合、失業給付金がもらえるのは退職から3か月後です。

3ヶ月間無収入を我慢できますか?

私は無理だったので、今の会社を続けながら転職活動を進めました。

仕事をしながらの転職活動はしんどい

仕事を続けながらの転職活動は、想像通り大変です。

残業や休日出勤もあるなか、スキマ時間で人生の決断をしないといけません。

そんな状態で、独学で転職活動を進めるのは正直無理です。

なので私は転職エージェントを利用し、少しでも負担を減らすことを決めました。

当時利用を検討した転職エージェントは3つ

  • メイテックネクスト
  • マイナビメーカーエージェント
  • JACリクルートメント

製造系の転職に強いことと、求人の年収が高いことを条件に3つの転職エージェントを選びました。

最終的にはメイテックネクスト1本に絞って転職をしましたが、他2つも良いサービスだと思います。

JACリクルートメントは、高年収の求人が多く魅力がありました。

しかし外資系企業の求人が多く、英語が得意でない私には応募できる求人はありません。

マイナビメーカーエージェントは、20代向けの製造系転職エージェントです。

魅力的なサービスでしたが、メイテックネクストのほうが年収が高かったので辞めました。

なぜメイテックネクストのほうが年収が高いとわかったのか?

実は、転職サイト・エージェントの求人を集計し業界の傾向や年収などを調査したからです。

2,000社はゆうに超えていたと思います。

転職活動は情報戦なので、自分で集めた業界情報は非常に役立ちました。

当サイトでも制御設計業界の年収情報をまとめているので、ぜひ活用してください。

情報集め&転職エージェント利用のおかげで転職できた

初めての転職だったので、当時は不安だらけでした。

会社から嘘をつかれ「お前はいらない」宣言を受けたあとだったので、自信もありません。

しかしフタを開けてみれば、以外にもすんなりと転職できました。

まず、書類審査で落ちることはなかったです。

若いエンジニアが引く手あまたな制御設計において、20代という若さは強力な武器でした。

面接でおちたのは2社くらいで、内定は3つも出ていました。

そのうちの1つが現在働く工作機械メーカーのサービスエンジニア職です。

提示年収は530万円くらいで、前職より80万円近く上がったので満足でした。

元々は500万円の提示でしたが、メイテックネクストの担当者に給与交渉をお願いし、30万円ほど上乗せしてもらいました。

そんなメイテックネクストについて、詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。

それでも転職する決断ができないならコイントスで決めよう

どうしても転職するか決められないなら、コイントスで決めましょう。

「馬鹿にしてるのか?こっちは本気で悩んでるのに!!」

と思われた方、ごめんなさい、本気です。

とりあえず表が出たら残る、裏が出たら転職する。

こう決めてコイントスをしてみてください。

結果がどっちであれ、一瞬でも『安堵』を覚えたならそれがあなたの本心です。

逆に『不安』を感じたなら、その結果を受け入れたくないということ。

つまり、あなたの中でコインを投げる前からすでに答えが決まっているんです。

あとはその本心に従って行動すれば良いだけ。

この話は、昔よくテレビに出演していたメンタリストDaiGoの本に書いてあった方法です。

私も2択の選択で迷うことがあれば、コイントスで自分の本心を確認するようにしています。

この場でもすぐに本心を確かめられるので、騙されたと思ってやってみてください。

転職するべきかの答えは会社だけが知っている

「転職するべきかどうか悩んでいる」なら、勇気を持って給与交渉をしてみてください。

お金が絡む話になると、会社は本音を教えてくれます。

会社の本音には、耳が痛くなるようなキツイことを言われるかもしれません

しかしそれこそが聞き入れるべき現実です。

私も会社に嘘をつかれ、挙句の果てにはクビにするぞと脅される始末。

でも、会社の本音を聞けたからこそ、転職を決意できました。

本当に転職するべきか悩んでいるなら、会社の本音を聞けば一発で解決できます。

勇気は必要ですが、ぜひチャレンジしてみてください。

人生を変えるだけのインパクトはあります。

嫌な思いこそしましたが、自分の人生を変える大きな決断をできました。

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