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求人データから紐解くPLCプログラマーの年収相場と転職事情

自分の年収は世間よりも高いのか?低いのか?気になる人は多いと思います。

しかし探しても探しても、このようなデータが見つかることはありません。

ニッチな業界なので、年収相場や転職市場について触れている人がほとんどいないからです。

ここではPLCプログラマーのために、調べられる範囲で年収相場と転職市場について書いていきます。

データで自分の立ち位置がわかれば、自身の将来を考えるのに役立ちますよ。

目次

PLCプログラマーの年収相場

PLCプログラマーの年収相場は、現在の求人の傾向からおおよそを導き出すことができます。

ここでは以下の5社が掲載している求人情報から年収相場を割り出してみましょう。

求人の平均年収555.6万円
2024年1月時点
統計に使用した転職エージェント5社
  • メイテックネクスト
  • マイナビメーカーエージェント
  • リクルートエージェント
  • doda
  • ヒューレックス

PLCプログラマーの年収相場は555.6万円であることがわかりました。

グラフの値を見ると、年収500万円台の求人が最も多いことがわかります。

PLCプログラマーの転職事情

PLCプログラマーの求人は2023年と比較して、年収相場は上昇傾向にあり人材の需要も衰えていません。

年収相場の上昇はインフレによる賃上げが原因で、人材不足は2023年からずっと続いています。

インフレにより給与相場は上昇傾向にある

2023年は物価の上昇(インフレ)により、政府から企業への賃上げが強く要請されました。

その結果、PLCプログラマーにおいても1年で約15万円ほど給与相場が上昇しています。

2024年も消費者物価指数は衰えず、さらなる賃上げ要請が実施される見込みです。

つまりPLCプログラマーの給与これからも上がり続ける可能性は高いと言えますね。

PLCプログラマーの人材不足は深刻で需要はまだまだ強い

PLCプログラマーの年収相場が高い理由のひとつに、人材不足が深刻である点が挙げられます。

この問題は以前からずっと解決されておらず、今後も続く見込みです。

どの企業も人材集めに苦慮しており、その結果として提示年収が高くなるといったカラクリになっています。

PLCプログラマーが転職市場に出れば、比較的簡単に転職先は見つかるでしょう。

転職需要の高いPLCメーカートップ3

PLCといってもたくさんのメーカーが商品を展開しているのはご存知でしょう。

競争が生まれる以上、よく使われるPLCとほとんど見かけないPLCが存在するのはよくあることです。

これは人材の需要とも比例しており、よく使われるPLCほど転職需要が強く、転職に有利であるといえます。

マイナーなPLCでも、ドンピシャな会社が見つかれば良いですが、求人を探すのは大変です。

ここでは、転職市場で需要のあるPLCメーカートップ3について紹介します。

三菱電機シーケンサMELSECシリーズ

引用元:https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/cnt/plc/index.html

国内での需要はトップ。

小型機から大型機までラインナップの守備範囲が広いため、たくさんのメーカーで採用されています。

そのため転職の需要も強く、求人数も多め

PLCプログラミングだけでなく、表示器やインバーター、サーボの経験があるとなお良しといった具合です。

ただしライバルも多いため、職務経歴書や面接で他社との差別化をしっかりと考えておかないといけません。

≫三菱PLCで高年収の求人が多い転職エージェントはこちら

キーエンスKVシリーズ

引用元:https://www.keyence.co.jp/products/controls/plc-building/kv-8000/

三菱電機には及ばないものの、ここ数年のPLC供給不足で需要を伸ばしたのがキーエンスです。

特に強みを持っているのがセンサーや安全装置で、キーエンス製品の一強です。

PLCと各種センサーとの協調や安全回路の構築など、キーエンス独自の知識を持つ人材が求められています。

また、キーエンス製品を使って設備を製造するメーカーの多くは、大手企業との取引を持っていることがほとんど。

大手メーカーに転職したい人にとって、キーエンス製PLCのプログラミングスキルは大いに役立つことでしょう。

≫キーエンスPLCの求人が豊富な転職エージェントはこちら

FANUC PMC

引用元:https://www.fanuc.co.jp/ja/training/course/fa/fsp_aquire.html

FANUCは三菱電機やキーエンスと比べ、扱える人材が少ないためかなりの需要があります。

加工機やロボットを扱う大手メーカーでしか採用されないため、PMCを扱える人がほどんどいないためです。

そのため、PMCを扱える人材は大手メーカーでの需要が強い点が特徴。

大手メーカーは中小と比較して、福利厚生や給与など待遇が比較にならないほどよいことがほとんど。

PMCを扱える人材は転職に有利です。

今の待遇に不満があるなら、転職エージェントに登録して紹介してもらえる求人をチェックすると良いでしょう。

≫PMC求人でおすすめの転職エージェントはこちら

PLCプログラマーの年収相場と転職市場のまとめ

2024年時点のPLCプログラマーの年収相場と転職事情は以下のとおりです。

  • 2024年時点の年収相場は平均555万円
  • PLCプログラマーの年収は右肩上がり
  • 人材の需要は未だに衰えない
  • 三菱、キーエンス、FANUCが使える人材は高評価

このように年収相場や転職事情を知ることは、自分の待遇が適正かを知るのに役立ちます。

立ち位置を相対的に比較できれば、今の会社がホワイトなのかブラックなのかも判断が付くでしょう。

ただし、会社のは待遇だけで判断できるものではないことに注意してください。

人間関係や働きやすさもの待遇のうちです。

あくまでも給与という一面において、会社の待遇を判断するのに役立ててくださいね。

年収アップを目的とした転職の場合、転職エージェントの利用はマストです。一般的な転職サイトと比較して圧倒的に効率よく年収を軸にした求人を探せます。求人紹介や書類の添削、面接の練習なども対応してくれるので、独学よりも内定率が上がるのもメリット。

しかし転職エージェントにもそれぞれ特徴や取り扱う求人の種類は異なります。違いを知り自分にあったサービスを選択することが年収アップへの近道です。

転職エージェント求人の平均年収と特徴

タイズ
649.2万円
【特徴】
メーカー企業をメインに扱う。
全国展開だが関西地方に強み。

メイテックネクスト
627.7万円
【特徴】管理人も利用
製造系エンジニアの転職が専門。
全国展開のため地域を問わないのが強み。

マイナビメーカー
595.7万円
【特徴】
関東圏の20代のエンジニア向け。
非公開情報は要確認。

リクルートエージェント
543.3万円
【特徴】
求人数が多く使いやすい。
他と合わせての利用をオススメ。

デューダ
538.2万円
【特徴】
未経験者向け求人が多め。

ヒューレックス
521.4万円
【特徴】
地方の転職で求人が見つからない人へ。

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