【制御設計向け】生産設備メーカー平均年収＆高年収転職エージェント

製造業では欠かせない生産設備。

加工機や検査機など多岐にわたる機械が開発されており、関係企業も多い業界です。

シーケンス制御系のエンジニア需要が高く、求人数も多いのが特徴。

そんな生産設備業界の年収はどれくらいでしょうか？

• 生産設備メーカーへの転職を検討している人
• 自分の会社が他と比べて年収が高いのか知りたい人

このような人にとって参考となる内容に仕上げました。

生産設備関係のシーケンス制御電気設計求人における平均年収データ

生産設備関係企業の求人247件を調査した結果は以下のとおりです。

平均年収

平均年収	532.09万円
最低値平均	398.99万円
最高値平均	554.32万円
中央値	525万円

シーケンス制御電気設計業界全体と比較して、10万円ほど年収が低いようです。

極端に低い数値とはいえないため、ほとんど誤差レベルと捉えても問題ないでしょう。

求人年収の分布

年収帯	求人の割合
250万円～299万円	1%未満
300万円～349万円	6%
350万円～399万円	3%
400万円～449万円	14%
450万円～499万円	14%
500万円～549万円	18%
550万円～599万円	16%
600万円～649万円	13%
650万円～699万円	8%
700万円～799万円	5%
800万円～899万円	2%
900万円～999万円	1%未満
1,000万円以上	1%

求人数が最も多い年収帯は500万円から549万円でした。

求人の70%ほどが400万円から649万円の年収帯に集中しています。

生産設備関係の仕事に転職する際は、年収500万円前後が基準の年収となるでしょう。

生産設備関係の高年収求人保有転職サイトランキング

今回の調査でサンプリングに利用した転職サイトを、求人の平均年収が高い順にランキングしました。

生産設備関係の高年収企業で働きたい人は、ぜひ参考にしてください。

転職サイト別求人年収ランキング

順位	転職サイト名	年収データ
		平均値	中央値
1	マイナビメーカーエージェント	564.96万円	557.5万円
2	メイテックネクスト	564.73万円	550万円
3	doda	536.92万円	529万円
4	リクルートエージェント	513.89万円	495万円
5	ヒューレックス	479.92万円	500万円

1位：マイナビメーカーエージェント【564.96万円】

利用料金	すべて無料
運営会社	株式会社マイナビ
保有求人数	約13,000件以上
対応地域	全国(関東・関西がメイン)
登録方法	オンライン登録

(更新：2023年10月時点)

マイナビメーカーエージェントは、20代向けのメーカー系求人を扱う転職サイトです。

20代かつ関東・関西圏の求人がメインですが、条件にマッチする人なら高年収を狙えます。

年収帯	割合
300万円～349万円	2%
350万円～399万円	2%
450万円～499万円	14%
500万円～549万円	29%
550万円～599万円	10%
600万円～649万円	29%
650万円～699万円	7%
700万円～799万円	5%
800万円～899万円	2%

年収500万円から549万円、600万円から649万円の年収帯が最も多いですね。

とくに600万円から649万円の年収帯が多いことが、全体の年収を押し上げる要因となっています。

20代で年収600万円以上を目指せる点において、マイナビメーカーエージェントは唯一無二かもしれません。

2位：メイテックネクスト【564.73万円】

利用料金	すべて無料
運営会社	株式会社メイテックネクスト
サービス開始時期	2006年
保有求人数	約27,000件以上
対応地域	全国
登録方法	オンライン登録

(更新：2023年10月時点)

メイテックネクストは、製造系エンジニア専門の転職サイトです。

他の転職サイトと比べて求人数は少ないですが、厳選された高年収求人が多数あります。

年収帯	割合
400万円～449万円	12%
450万円～499万円	15%
500万円～549万円	14%
550万円～599万円	22%
600万円～649万円	8%
650万円～699万円	17%
700万円～799万円	12%

550万円から599万円の年収帯がトップです。

極端に高い・低い年収帯はなく、各年収帯の求人がまんべんなく揃っています。

そのため、自分のスキルレベルに合った求人を見つけやすい点がメリット。

シーケンス制御系の電気設計エンジニアとして、平均以上を安定して狙うなら利用するメリットありですね。

3位：doda【536.92万円】

利用料金	すべて無料
運営会社	パーソルキャリア株式会社
保有求人数	約200,000件以上
対応地域	全国
登録方法	オンライン登録

(更新：2023年10月時点)

dodaは幅広い業種や職種を多数あつかう総合型の転職サイトです。

シーケンス制御系電気設計の平均年収にやや劣りますが、ほぼ誤差といえる年収だといえます。

年収帯	割合
300万円～349万円	2%
350万円～399万円	2%
400万円～449万円	22%
450万円～499万円	14%
500万円～549万円	11%
550万円～599万円	22%
600万円～649万円	16%
650万円～699万円	5%
700万円～799万円	2%
900万円～999万円	2%
1,000万円以上	2%

最も多い年収帯は550万円から599万円で22%。

ただし400万円から449万円も同じ22%と、全体の足を引っ張っているようです。

また各年収帯の幅は、下で300万円、上で1,000万円以上とかなり開きがあります。

平均年収以上の求人を見つけるのに少し苦労するかもしれません。

4位：リクルートエージェント【513.89万円】

利用料金	すべて無料
運営会社	株式会社リクルート
保有求人数	約600,000件以上
対応地域	全国
登録方法	オンライン登録

(更新：2023年10月時点)

リクルートエージェントは、転職サイト業界の中で最大クラスの求人数を誇る転職サイトです。

理想の求人を見つけるのは大変ですが、お宝求人に出会える可能性もあります。

年収帯	割合
300万円～349万円	2%
350万円～399万円	8%
400万円～449万円	20%
450万円～499万円	20%
500万円～549万円	16%
550万円～599万円	14%
600万円～649万円	12%
650万円～699万円	4%
800万円～899万円	4%

最も割合が多い年収帯は400万円から499万円の400万円代です。

全体の半分が年収500万円未満と、低い年収帯の求人割合が多め。

とはいえ求人の母数が多いため、あまり割合で考えるのはあてにならないかもしれません。

年収は二の次で選択肢を増やしたい人にとって、利用価値のある転職サイトだといえますね。

5位：ヒューレックス【479.92万円】

利用料金	すべて無料
運営会社	ヒューレックス株式会社
保有求人数	約20,000件
対応地域	全国(東北地方がメイン)
登録方法	オンライン登録

(更新：2023年10月時点)

ヒューレックスは、地方の求人に特化した転職サイトです。

地方求人は年収が低い傾向があるものの、他の転職サイトが扱わない優良求人を保有しています。

年収帯	割合
250万円～299万円	2%
300万円～349万円	21%
350万円～399万円	4%
400万円～449万円	16%
450万円～499万円	6%
500万円～549万円	21%
550万円～599万円	10%
600万円～649万円	4%
650万円～699万円	6%
700万円～799万円	4%
800万円～899万円	4%
1,000万円以上	2%

最も多い年収帯は、300万円から349万円と500万円から549万円の2つ。

300万円台の求人割合が多いこと、600万円以上の求人が少ないことが全体の年収を下げています。

とはいえ、地方求人オンリーで年収480万円ほどあるのは驚異的。

地方で働きたいけど年収を諦めたくない…。

このような人にとってヒューレックスは検討の余地があるでしょう。

生産設備関係で高年収を目指すならマイナビメーカーエージェントかメイテックネクストの2択

今回は生産設備関係の求人に絞って、シーケンス制御系電気設計職の年収を調査しました。

年収データ

平均年収	532.09万円
最低値平均	398.99万円
最高値平均	554.32万円
中央値	525万円

転職サイトランキング

順位	転職サイト名	年収データ
		平均値	中央値
1	マイナビメーカーエージェント	564.96万円	557.5万円
2	メイテックネクスト	564.73万円	550万円
3	doda	536.92万円	529万円
4	リクルートエージェント	513.89万円	495万円
5	ヒューレックス	479.92万円	500万円

電気設計業界全体と比較して、若干ですが低めの結果となりました。

ヒューレックスでは年収500万円を割り込むといった状況です。

生産設備関係で年収を上げるなら、

のどちらかがベスト。

20代かつ関東・関西圏という縛りはあるものの、高年収を狙うならマイナビメーカーエージェント。

全国展開で全年齢に対応しているメイテックネクスト。

どちらを使ってもほとんど年収に差はないため、公式サイトをみて利用しやすいほうを選ぶと良いでしょう。