転職活動でまず躓くのは履歴書および職務経歴書の書き方です。
電気制御設計で転職活動をしている人の情報が無いので、全部独学で書かないといけません。
初めて転職した当時の私がそうで、書類作成がめんどくさすぎて転職熱が冷めるところでした。
書類の書き方がわからなすぎてギブアップ。転職エージェントに登録して、担当者からレクチャーしてもらいました。
今思えば、誰かの書類を参考にできたらもっと楽に書けたんじゃないかなと。
ということは私のリアルな履歴書・職務経歴書を公開すれば良いのでは?
そこで、身バレしない程度に内容を変えた履歴書・職務経歴を公開します。
実際に転職活動で使った書類なので、そのまま参考にしてもらえればOKです。
履歴書と職務経歴書の違い
転職活動で必要な書類は2つ。
- 履歴書
- 職務経歴書
学生の就職活動とは違い、前職で何をやってきたのかを証明する書類が必要です。
まずは履歴書と職務経歴書の違いについておさらいしましょう。
履歴書 | 氏名、住所、学歴、職歴、志望動機などの基本情報を記入する書類。 フォーマットは決まっており、厚生労働省が履歴書様式例を使用すればOK。 コンビニや雑貨店で販売している履歴書でも問題ありません。 ダウンロード:【A4版】履歴書様式.xls |
職務経歴書 | 応募者が企業の求める職務経験や能力を持っているかどうかを判断するための書類。 職歴の中で、具体的にどのような案件に関わっていたか、実務能力を企業にアピールすることが目的です。 フォーマットは自由なので、以下からダウンロードして使ってください。 ダウンロード:職務経歴書テンプレート.xls |
履歴書は自己紹介、職務経歴書はスキル・経験を伝えるための書類だと理解すればOKです。
履歴書の書き方テンプレート
履歴書のテンプレートは【A4版】履歴書様式例エクセル(厚生労働省作成)を利用します。
履歴書のフォーマットをお持ちでない方は、リンク先からダウンロードしてください。
履歴書作成についての注意点は、下記のとおりです。
学歴 | 中学校卒業から書き始める。 |
職歴 | 自己都合退職の場合、「一身上の都合により退職」 会社都合退職の場合、「会社都合により退職」 契約社員、派遣社員、期間社員、臨時社員の場合、「契約期間満了につき退職」 |
写真 | タテ4.0cm、ヨコ3.0cmの写真を用意する。 写真はスマホアプリ「履歴書カメラ」でも撮影できます。 ▼アプリの入手先はこちら iPhone Android |
志望動機、特技など | 空欄のまま提出します。 会社ごとに内容を変えるので、転職エージェントと相談して修正を加えます。 |
本人希望記入欄 | 希望職種を記入します。 希望がなければ、「貴社の規定に従います」と記載してください。 |
職務経歴書の書き方テンプレート
職務経歴書には決まったフォーマットがありません。
自分で作っても良いですが、私が使ったテンプレートをそのまま使うとラクです。
ダウンロード:職務経歴書テンプレート.xls
書くボリュームは、A4用紙1枚に収まるくらいがベスト。
簡潔にまとめることを意識して書きましょう。
略歴の書き方
略歴では、経歴・使用できるツール・技術知識・自己PRといったスキルや経験を簡潔に記載します。
電気制御設計エンジニアなら、下記の項目について書けばわかりやすい略歴になるはずです。
項目 | 記載内容 |
---|---|
経歴 | 過去に経験した仕事、および現職での担当業務について簡潔に記載します。 |
使用ツール | 一度でも使用した経験のあるソフトウェア名を記載します。 |
技術知識 | できること、知っていることを簡潔に列挙します。 |
自己PRなど | 自身の経験を活かして何をしたいか、何ができるかを完結にまとめます。 |
職務経歴の書き方
職務経歴には、在籍期間中の業務内容や実績を記載します。
新しい経歴ほど上に書いていきましょう。
自分の中で「これは当時苦労したなぁ」と思う業務をピックアップすればOK。
できれば3~4項目ほど書ければ、量的には十分です。
1項目に対して3行程度の説明でまとめると、読み手の負担を減らせます。
習得技術、資格などの書き方
習得技術や資格は、期間と内容を記載します。
内容について、習得した技術や資格について端的に説明してください。
1行目は概要。2行目はどう活かせるか。
以上の構成で書くと、スキルと熱意の両方を同時に伝えられますよ。