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転職エージェントの総合型と特化型の使い分け方

初めて転職エージェントを利用する場合、転職エージェントごとの違いがわからないという人も多いのではないでしょうか。

この違いを理解しないまま転職エージェントを選ぶと、転職活動がうまくいかないどころか時間を無駄にしてしまいます。

転職に失敗しないためにも、自分に合った転職エージェントを選びたいですよね。

この記事では、「総合型エージェントと特化型エージェントの違い」「総合型、特化型どちらを使うべきか」を紹介しています。

5分でわかる基礎知識を身に着けておくだけで、転職エージェント選びに失敗する確率を下げられます。

目次

転職エージェント利用前に知っておきたい、総合型エージェントと特化型エージェントの特徴

転職エージェントには大きく分けて『総合型』と『特化型』が存在します。

総合型エージェント全業種・全職種の求人を扱う転職エージェント
特化型エージェント特定分野の求人に強みを持つ転職エージェント

総合型エージェントの代表例はdoda(デューダ)リクルートエージェントです。

一方、特化型エージェントには製造系エンジニア転職に特化したメイテックネクストや、年収600万円以上の求人を扱しか扱わないJACリクルートメントが挙げられます。

どのような転職エージェントが自分にピッタリか知るために、総合型エージェントと特化型エージェントの特徴を確認していきましょう。

総合型エージェントを利用するメリット

総合型エージェントを利用する一番のメリットは、多くの求人にアクセスできることです。

たとえば総合型エージェントの代表例でもあるには、次の特徴があります。

  • 20万件を超える求人を保有しているので選択肢が多い
  • シーケンス制御系の電気設計ができる多種多様な業種から求人を選べる
  • 大手企業からの求人が多い

20万件を超える求人の中から探せるため、ニッチな職種でも希望条件にマッチした求人が見つかります。

また未経験者歓迎の求人も多く扱っており、ゼロから電気設計の世界へ飛び込みたい方にもおすすめです。

総合型エージェントの落とし穴

デメリットは、特化型エージェントのアドバイザーと比べて業界に対する知識が浅いこと。

そのため電気設計の転職事情を自分で調査しながらの転職活動となります。

また一人のアドバイザーが多くの転職希望者を同時に担当するため、一人ひとりに対するサポートが薄くなりがちです。

口コミで「アドバイザーの対応が悪かった」といわれるのも、担当者ひとりあたりの転職希望者が多すぎることが原因でしょう。

さらに求人数が多いということは、求人の中身を選別するだけの目利き能力が必要となります。

総合型エージェントを利用するならアドバイザーに頼りすぎず、あなた主導で転職活動を進めていくことが大切です。

特化型エージェントを利用するメリット

特化型エージェントを利用する最大のメリットは、専門分野に深い知識があるアドバイザーに頼れることです。

電気設計の転職に強いメイテックネクストには次の特徴があります。

  • シーケンス制御、制御設計、電気設計の専門知識を持ったアドバイザーが転職活動の味方になる
  • 取り扱う求人は製造系エンジニアのみなので、ミスマッチな求人を紹介されない
  • スキルを活かした年収アップ、キャリアップ転職や異業種・異職種からの転職にも強み

転職したい職種や業界、転職目的がはっきりしている人にとって、より自分の希望にマッチした求人を見つけられます。

また業界を専門とするアドバイザーがあなたの転職活動をサポート。

電気設計業界の転職事情をより理解した状態で選考に臨める点もメリットのひとつです。

他にも、

  • 業界
  • 地域
  • 年収

など、転職サイトごとに強みが異なります。

転職目的に合った転職サイト選びが転職成功のカギです。

特化型エージェントの落とし穴

特化型エージェントのデメリットは、利用できる人の条件がきびしいこと。

たとえばメイテックネクストでは、未経験からシーケンス制御へ転職をしたい人が利用しても、思った結果にならないかもしれません。

先ほど紹介したメイテックネクストが企業向けに掲げるコンセプトは、専門技術を持ったエンジニアとのマッチングを提供することです。

求人を出す企業は即戦力のシーケンス制御系電気設計エンジニアを求めています。

そのため未経験者向けの求人が少なくなるのは当然です。

他にもJACリクルートメントでは、プロフェッショナルを求める企業が求人を出しているため、経験が浅いと求人が見つからないことも。

特化型エージェントの強みを知ることと、自分のスキル・経験がマッチしているかを考えることが利用において大切なことです。

総合型エージェントと特化型エージェントどちらがおすすめ?

総合型エージェントと特化型エージェントのどちらがおすすめかは、シーケンス制御の経験によって異なります。

シーケンス制御未経験からの転職なら総合型。経験者の転職なら特化型がおすすめです。

シーケンス制御未経験者は総合型エージェントがおすすめ

シーケンス制御未経験者の転職においては、応募できる求人をたくさん持っておくことが大切です。

未経験からシーケンス制御へ転職したい人が多くいるため、未経験者歓迎の求人が出るとすぐに応募枠が埋まってしまいます。

それなのにシーケンス制御の転職市場規模は小さく、他の職種と比べて求人数も少ないのが状況です。

まずはたくさんの求人に触れることから始めて、シーケンス制御の転職市場について理解を深めましょう。

希望にマッチした求人が見つかれば選考に進んでもいいですし、なかなか見つからなければ特化型エージェントへ登録するのも一つの手。

総合型エージェントで転職活動経験を積んでから特化型エージェントを利用すると、より転職の成功率を上げられますよ。

シーケンス制御経験者は特化型エージェントがおすすめ

シーケンス制御経験者なら特化型エージェントを利用するほうが、希望にマッチした求人を見つけやすいです。

エンジニアの悩みはエンジニア経験者しかわからないため、事情を理解してくれるアドバイザーが必須だといえます。

また総合型エージェント利用者のクレームでよく挙がる、アドバイザーが専門の話を理解していないといったトラブルも避けられます。

専門知識が浅いアドバイザーと転職活動をしても、ミスマッチな求人ばかり紹介されてストレスがたまる一方です。

シーケンス制御というニッチな職種は、経験者が少なく総合型エージェントでは専門のアドバイザー準備できないのは仕方ないこと。

そのため、シーケンス制御の専門知識があるアドバイザーを有する転職エージェントを使うのがベターです。

電気設計未経験でも特定の経歴がある人は、特化型エージェントを利用するべし

電気設計未経験からの転職でも、次のような経歴がある人には特化型エージェントをおすすめします。

特化型エージェントを利用すべき経験
  • 元生産技術
  • 元機械設計
  • 元設備保全
  • 元盤屋
  • 元電気工事士
  • 元電子回路設計
  • 職業プログラマーもしくは趣味プログラマー
  • 職業訓練学校でのシーケンス制御講座修了経験

これらはシーケンス制御系の電気設計と関連する経歴やスキルです。

電気設計に活かせる強みがない人とくらべて、アドバイザーが企業に推薦しやすく紹介できる求人の数も増えます。

求人数を確保できるなら、最初から特化型エージェントを使ったほうが効率が良いということです。

自身の経歴が活用できるか迷ったら特化型エージェントに登録し、面談の際に質問してみることをおすすめします。

それから転職活動の方向性を考えても遅くありません。

未経験でも電気設計の経験を手に入れられるウラワザ

完全未経験者が特化型エージェントを利用して転職を考える場合は、職業訓練学校でシーケンス制御を学んでおきましょう。

在職者向けの2日程度で終わるカリキュラムを受講するだけで、電気設計経験者として転職活動をできます。

採用側としても少しでも知識がある人材を採りたいと考えているため、掛けた時間に対するコストパフォマンスは高いです。

シーケンス制御が受けられる各地域の職業訓練学校一覧ページを載せておくので、転職活動を有利に進めたい人は検討してみてください。

シーケンス制御系電気設計の具体的な転職エージェントって何がある?

シーケンス制御系の電気設計への転職で利用できる、総合型エージェントと特化型エージェントを紹介します。

電気設計転職向きの総合型エージェント一覧

電気設計への転職に向いている総合型エージェントは次の3つです。

公式サイト特徴・強み
求人数20万件以上、地方の求人に強い
求人数50万件以上、都市部の求人に強い
求人数6万件以上、20代から30代の転職に強い

この3つの中でおすすめなのが、電気設計に関する求人が多いdoda(デューダ)です。

doda(デューダ)をおすすめする詳しい理由は、下記の記事で詳しく解説しています。

電気設計転職向きの特化型エージェント一覧

シーケンス制御系の電気設計エンジニア転職に向いている特化型エージェントは次の6つです。

公式サイト特徴・強み
製造系エンジニア転職専門、専門知識を持つアドバイザーが味方に付く
製造メーカー求人専門、20代から30代の転職に強い
年収600万円以上の求人専門、年収を上げたいシーケンス制御電気設計経験者向け
地方の隠れ優良中小企業求人専門、中小企業でニッチなスキルを身に着けたい人向け
デジタルトランスフォーメーション、AI、IoTなど時代の最先端をゆく開発系企業求人専門、新規開発をやりたい人向け
外資系企業、国内大手企業求人専門、グローバルで活躍できる電気設計エンジニアを目指す人向け

この6つの中でおすすめしているのは、電気設計エンジニアの転職実績が豊富なメイテックネクストです。

メイテックネクストをおすすめする理由は、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

年収アップを目的とした転職の場合、転職エージェントの利用はマストです。一般的な転職サイトと比較して圧倒的に効率よく年収を軸にした求人を探せます。求人紹介や書類の添削、面接の練習なども対応してくれるので、独学よりも内定率が上がるのもメリット。

しかし転職エージェントにもそれぞれ特徴や取り扱う求人の種類は異なります。違いを知り自分にあったサービスを選択することが年収アップへの近道です。

転職エージェント求人の平均年収と特徴

タイズ

689.3万円


【特徴】
メーカー企業をメインに扱う。
全国展開だが関西地方に強み。

メイテックネクスト

654.2万円


【特徴】★管理人も利用
製造系エンジニアの転職が専門。
全国展開のため地域を問わないのが強み。

マイナビメーカー

595.7万円


【特徴】
関東圏の20代のエンジニア向け。
非公開情報は要確認。

リクルートエージェント

566.5万円


【特徴】
求人数が多く使いやすい。
他と合わせての利用をオススメ。

デューダ

559.0万円


【特徴】
未経験者向け求人が多め。

ヒューレックス

531.1万円


【特徴】
地方の転職で求人が見つからない人へ。

2025年10月7日更新

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